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2006年4月30日 (日)

昨日の風で

南南東2m/s 波の高さ1・5m 天候はくもり!
昨日、突風の報告をしましたが、全船事故も無く無事帰港
昨日の風は、突風としては、まだいほうで最大風速20
m/s未満、それでも我々の小型漁船が海上で風速20m/s
近くの風を貰うのは、厳しいものがある。



昨日の風で俺の船への被害は、少なく、マスト灯が2個壊れたぐらい、個人的に沖へ持って行ってたデジカメが昨日の風波を受けて故障、フォーカスエラーになる。
でも、そのぐらいの被害で良かったと思う。



、巻き上げてる網は、先日お伝えしたホッケ網です。
期待していたのですが、残念ながら今回は不漁でした。
時期的にホッケは、まだ早いので今回の不漁を、そんなに気にしてないです。



ホッケは、いませんでしたが変わりに赤ツブ白ツブというツブが付いてきました。
赤ツブのほうは、煮付けると美味しく白ツブのほうは、刺身にして食べると絶品です。

これからの季節、温かくなるにつれ色々な種類の魚介類が、網に付いてくるようになる。

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2006年4月29日 (土)

突然の風!

西の風3m/s 波の高さ1.5m 天候 くもり
夜があけ、朝からの網巻き作業も4本目に差し掛かろうとしていた。
巻き網作業を始めて間もなく知床側の空模様が変だ!



に知床の山々が雪雲で真っ白くなり見る見るその姿を消し始め、これを見た先輩漁師たちが、風が来ると無線で話してるのが聞こえてくる。

4本目の網が上がり、投網に入ろうとした時だった、俺より陸に近い現場で漁をしていた仲間の船から、無線がきて陸のほうから突風が吹いてきたとのこと、投網を一時中止にして、まっしぐらに陸を目指し逃げる。
この写真は、もう陸に近く大分弱まった時に撮った一枚です。



春先の気温の変化が激しい時期に特に強い風を起こす羅臼特有の北西の風ラウスオロシ
何時もなら、漁場からへ帰港する所要時間は約40分、今日は、この風の中で船の操船も思ったようにいかず、何とか港へ避難した時には、何時もの倍以上の航海時間が掛かっており、この風の恐さを思い知らされる。
陸を目指しているのに船が風と波で前に進んでくれない



やっとのおもいで港に入り船を岸壁に着ける作業に入るが港の中までもが、上の2枚目の写真のように強い風が吹き荒れていた。
避難して1時間、風も大分弱まり午前6時30分、本日二度目の出航となる。



今日はこの北西からの強い突風をお伝えしたのは、過去に二度この突風で羅臼の漁師は恐い経験をしている。

通称、4・6という1959年4月6日の突風の時には、最大風速45m/s以上の風が海上に吹き荒れ、死者4名行方不明者80名以上の大惨事となる、これと通称5・10という突風、こちらも大惨事を引き起こした突風である。

が生まれる前の出来事ですが、羅臼の漁師には、代々この話が語り継がれ、漁業者教訓とされている。
この風を経験した年輩の漁師たちは、このさを知っているので、春先のこのには敏感だ。

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2006年4月28日 (金)

鮮魚の競り風景

北東の風3m/s 波の高さ1.5m 天候 晴れ!
本日の漁を終え、港に向け帰港



に到着してからも若い衆(乗組員)達は、たきという明日使う網の支度に追われる。



若い衆達が、たきをしている間に俺のほうは、今日獲った魚の選別を始める。


選別を終え魚をトラックに積み、競り時間に合わせ魚を市場に運びます。
市場では、我々漁師が獲ってきた魚が競りに掛けられ、その日の浜値が付けられる。



買い屋という地元の水産加工場の人たちが競り権を持ち
魚の競りに参加し自分の気に入った魚を競り落とす。

この、で付いた値段により、漁業者は、その日の水揚が決まる。

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2006年4月27日 (木)

春の兆し

南南西の風1m/s 波の高さ2m 天候は晴れ!
午前1時港を離れ針路にとり、今日の漁場に直行。
この漁場は、前に紹介したスケソの掛かった漁場です。
ここ数日、気温の著しい変化に伴い海水の温度も上がり、魚達の回遊するルートにも若干のずれが出てきた。



スケソ タラ ホッケなどの殆どの魚が、海水温を気にし、その温度の変化に合わせて移動し、それを追いかける漁師も大変です。魚が、水温で移動して歩くのには、理由がある。
色々な説が飛び交う中で俺は、水温の上昇に伴い、そこに発生するプランクトンを小魚が求め、それをさらに大型の魚達が追いかけ、この繰り返しが、魚の移動に繋がるのではと思う。



はなしが、反れてしまいましたが、我が知床にも春の兆しが、幾つか見え始めました。
雪がとけるこの時期になると、何処からとも無く、蝦夷シカの群れが山から人里に下りて来て、雪解けの土の中から新芽を見つけては、食べている。



こちらは、船からの今日の一枚です。山々に積雪が残るも麓の景色は、大分色合いが変わってきている。

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2006年4月26日 (水)

夜明けの国後島

北東の風2m/s 波の高さ2.5m 天候 晴れ!
今日も何時もの時間に、予定通り出航し針路は、南南東
目指すは、規制ライン(ロシアとの国境?)付近の漁場。

午前1時に港を出て約40分、漁場到着後、直ぐに作業に掛かる、網を巻き上げる作業を始めてから数時間が過ぎたころ東の方角、国後島から朝日が昇り始める。



この瞬間の色合いが、とても好きで船上からカメラを向けての一枚、作業中でもあり海上に浮かぶ船からの写真は、波で船も揺れ美しいこの朝日が昇る風景を、満足のいくものに出来ないのが残念!



国後島から昇る朝日を受けて、真向いに位置する知床半島が、日の光を浴び目覚める。

写真の、一枚目が国後島、二枚目が、知床半島
この二枚の写真を撮った中間地点が、先に紹介したロシアとの国境付近であり本日、俺の漁場になる所。



今日のオモシロ魚!
カスベというエイ科の魚類。
なんだかグロテスクに見えますが、コイツ近くで見ると結構可愛い顔して愛嬌あるんですが、写真写り悪いのか機嫌が悪いのか?

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2006年4月25日 (火)

出航準備

南西の風5m/s 波の高さ2m 天候は曇り!

午前1時、漁場に向うための出航準備が始まり、寒い中、
乗組員の一人が早々の出勤、出航準備作業に掛かかった。

早速、船を岸壁に固定してあるロープの取り外し作業に掛かり何時でも船が港を離れられる用意をしている。



知床の漁師は、朝が早く出航準備作業も大変な朝一の作業となる。
漁場への航海時間は、約40分と比較的短いが、春先の知床は、夜中1時ともなると氷点の日が、まだまだ多く厳しい日が続く。



船のトモ側(後ろ)に有る狭い船員室に乗組員たちが入り漁場に到着するまでの短い時間、暖をとる。



漁場に到着して作業を開始、数時間が過ぎたころ、船に頼もしい、見張り役が現れる。
船の一番前の特等席に陣を取り仕事は、海を眺めること、こいつの作業報酬は、網に掛かった魚のおこぼれといったところでしょうか、カモメの水兵さん何時もごくろうさま。



網には、色々な魚が掛かると言いましたが、こんな奴も登場します。カジカという魚の仲間で、揚がってくると恐い顔で、俺たちを睨みつけるんです。



本人は、おもいきりメンチきってるみたいなんですけど、何かこいつも、ちょっとオモシロイでしょ。。

これからも、オモシロイ知床の魚たちの紹介を交えながら行きたいと思います。

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2006年4月24日 (月)

今日獲れた魚

北の風 2m/s 波の高さ2・5m 天候は曇り
今日の現場は、知床の海では、比較的水深が浅いところで、その深さ約60m。

ここでの作業は、水深が浅いので網の巻上げ作業などは、比較的楽に行え船への負担も少なくこの現場で魚が何時も獲れてくれるといいんですが・・・

昨日までの水揚げは、スケソタラが殆どを占めていましたが今日、網を巻くとそこには、ホッケという魚が姿をみせていた。



上が羅臼ホッケ、今日が初水揚げとなる。ホッケが掛かったこの網は、本来、タラやスケソを獲るのに作られたものでホッケは、ホッケ網というホッケを獲る専用の網がある。

帰港後、早速、倉庫(ここに色々な網を保管してある)に直行してホッケ網を船に積んだ。



すぐに、若い衆にホッケ網を船に積ませ明日一番で海に仕掛けようと思う。ホッケの話が長くなりましたが他にも、色々な魚が、網に掛かっており賑やかでした。



真ガレイというカレイの種類、主に刺身や煮つけにして食べます。



ちょっと小さめですが、タコで~す。何かこいつ愛嬌あると思いません?

では、今日のところはこの辺にしときますね。
明日また、色々お伝えしていきますのでよろしく(^_^)v

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2006年4月23日 (日)

露天風呂のひとつ熊の湯

今日は、1週間ぶりの沖休み(漁に出ない日)です。
地元漁師は、一日の疲れをとりに此処、熊の湯に足を運ぶ地元民の憩いと社交の場として利用されている。



熊の湯は先にお伝えした知床横断道路の入り口の手前を左に曲がると熊の湯へと続く道があり徒歩で2~3分のところにあります。



これが熊の湯という地元民の社交の場、源泉は、含硫黄、ナトリウム、塩化泉。

夏場、42℃ぐらいで冬場は、43℃~44℃と少し熱めの設定にし、地元民が仕事で冷え切った体を温めに来る。



熊の湯は、地元の熊の湯同好会の管理下に有り、そのルールを守ってくれる方なら、何方でもご自由に利用出来ます。
清掃時間以外は、24時間利用可能で観光客の皆さんも
熊の湯を楽しまれています。



3枚目の写真は、熊の湯の女性専用、男湯と壁で仕切られ安心して利用することができ地元漁師の奥さん方との楽しい会話なども楽しめると思います。

この他にも地元には、セセキ温泉相泊温泉という露天風呂も有り、此方も観光客の皆さんの利用が可能、此方もまた機会があれば、お伝えしていきますね。

熊の湯は、地元皆さんの好意で、提供しており入浴料は、いただいておりませんのでルールを守って楽しんでいって下さい。

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2006年4月22日 (土)

知床横断道路

北東の風5m/s 波の高さ3m 天候・晴れ!

午前2時、何時もの時間に出航。
昨日は悪天候のため出航が遅れ予定していた網をすべて巻き上げることが出来なかったので今日は少し頑張りますよ。



この日も網にはスケソの群れがついており大漁だ!
網を全て巻き上げたら、船に昨日から用意して置いた換わりの網を海に投網(網を海に仕掛ける事)して帰港。

帰港中に知床の山々を見ると昨日の悪天候で再び一面の銀世界になっていた。



この真っ白に雪化粧をした羅臼岳のすぐ脇を知床横断道路が通り夏場の観光客を楽しませている。

雄大な知床の山々をまたぐ知床横断道路は、俺の住む羅臼側と、この知床半島の裏側にある斜里町ウトロという町を繋ぐ横断道路です。



ここが、知床横断道路の羅臼側の入り口、今はまだ冬季通行止のため利用出来ません。
例年通りなら5月までには、開通する予定。

今年の3月後半の大雪と先日の悪天候が横断道路の開通作業に影響しなければ良いのだが。
後々お伝えして行こうと思いますが、知床横断道路からの景色は最高です。

横断道路のすぐ脇に聳える雄大な羅臼岳を見るも良し、知床横断道路の頂上、知床峠から雲海に浮かぶ国後島を眺めるも良し、珍しい知床の高山植物を間近で観賞するも良し。

是非、知床を訪れ皆さんの目で知床を見て下さい。
俺のしょぼいブログなどでは、とても伝えきれない感動があり必ずあなたの心にも知床がそっと語り掛けてきます。

知床がなぜ最後の秘境と呼ばれ地の果てなのか、あなた自身が体験するのが知床を知る一番の近道、殺伐とした今の世だからこそ知床が持て囃されるのかも・・・

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2006年4月21日 (金)

遅い出航

北東の風・13m/s 波の高さ5m 天候、大雨!

< 強風波浪高波大雨洪水高潮注意報発令!>

今日は、沖止め(出航を止める事)になると誰もが思い、俺も例外に漏れず同じ考え、久々に遅くまで遠く離れた友とのメールを楽しんでいた。

予報の悪さといい、現に風も強く、港に船を停泊しとくロープの数を増やし作業灯を消し一時帰宅(待機)。



このまま今日の出航は取り止めになるものと思い帰宅後、布団に入り再び睡眠をとる。

朝6時に仲間の船団が沖に出航したとの連絡を受け船に行くと信じられない位の静けさ、天候が回復してる(^_^;)

一時待機となったおかげで、たっぷりと睡眠をとり遅い出航時間にも助けられ仕事への支障もなく無事今日の作業を終える。

帰り航海の中、俺の崇拝する守り神(女神)に今日の無事を感謝し明日の安全と大漁を祈る。

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2006年4月20日 (木)

純の番屋

東の風、風速6m/s・波の高さ2m天候は雨

空模様が悪く出航して間もなく海上は小雨が降り出す。
雨の中の作業は、若い衆(乗組員)の体に想像以上の負担を掛ける。

雨や雪などから体を守る意味を含め地元の漁船は、このように船の甲板の上にテントを張るのが一般的になっている。



上に載せた俺の船も例外に漏れず、このようにテントを張っています。

海上での雨も港に帰港したときには、すっかり上がり雲の間から青空も少し覗かせていた。

魚の選別作業を終え、市場に魚の出荷に向う途中に、ドラマ・北の国から2002遺言のロケで使われた純の番屋の復元モデルがある。

これが、町中に建てられた純の番屋の復元モデル、地元の皆さんが、本物の設計図を元に建てられました。

観光客の皆さんに少しでも楽に純の番屋をお見せするために此処に観光スポットとして建つ。

本物の純の番屋は、此処よりまだ知床半島の先の方に位置し車では行けない秘境に建っています。

道路の最終地点、相泊(あいどまり)という所まで行き、そこから徒歩で役30分の場所に純の番屋がある。

もちろん地元民以外の観光客の皆さんが此処に足を踏み入れての観光も自由ですが、夏場は地元漁師さんの昆布作業の邪魔にならないように気を付けて貰えれば、本物の純の番屋を見学することも可能です。

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2006年4月19日 (水)

知床連峰

北北西の風、風速6m/s 波の高さ2・5m 天候くもり!

今日の漁場は、前浜沖5マイル、港から30分の距離。

北北西からの風に進路をとると船には、さぎり(風波)を被った。

このあたりの現場から、知床半島を望むとそこには、知床の聖地が、その雄姿を現す。

Dscf0115

この時期の知床は、まだ山々に積雪が残り海上から漁師が望む知床の風景は観光客の皆さんが、陸や観光船から見る景色とはまた一味も二味も違う。



雄大な知床連峰の中でも、ひときはその雄姿を見せ付けているのが知床連峰一の高さを誇る羅臼岳(1660m)
この山が知床半島のシンボル。



最高峰羅臼岳には年中消えることのない万年雪があり、
この山に見守られながらの漁師の一日(操業)となる。

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2006年4月18日 (火)

北方領土のひとつ国後島

本日、南西の風8m/s波の高さ4m天候は雪 強風波浪注意報発令!

今日は、漁場に向えないのではと思っていましたが、天候の回復が思ったより早く無事出航となる。

港を出て40分の現場からは、北方領土の一つ国後島が目の前に現れる。
この島は、現在ロシアの領土であり、俺たちはこのロシアとの200海里で定められたギリギリの海域で網を刺し漁を行う。

Dscf0105_6

監視の厳しい時期になると、ロシアの警備艇が我が物顔で海域を右に左に走り回ってます。

日本の固有の領土なのかロシアの領土なのか、訳のわからないない状況!

はっきりしてるのは、元日本の領土であり日本人が住み生活をしていたということ、俺の父親も島民(国後出身者、引き揚げ者)
今は、引退しましたが、元は俺と一緒に船で沖に来ていた父親は、この国後島を見ながらの作業で何を思っていたのか・・・国後を眺めていると、ふと思います。

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酔っ払いブログ(^_^;)

昨日の天気予報では、確実に今日の出航は中止のはずでした。
仲間達(船団の仲間)と、たらふく酒を飲み帰宅し気象情報を見ると、なんと予報が変わってる(^_^;)

意地悪な低気圧が、通り過ぎずに知床沖に差し掛かる前に停滞してしまい徹夜明けで漁場に出航。。。

一言、眠い!
水揚げが順調だったのが、唯一の救いだった。

今日、獲れた魚の種類は、真鱈、スケソ、かすべ(エイに似た形の北の魚)です。


右はじに有るのが、かすべという魚です。

この魚は、女性の方が喜ぶコラーゲンたっぷり。

後は、上がスケソで下が真鱈です。

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2006年4月16日 (日)

季節はずれの大雪

今日は、1週間振りの漁休日だというのに外は吹雪
どうなっているんだろう、北国の知床でもこれは珍しいことだ!

昨日、知床の漁師にも遅い春の便りが届きましたと書いたばかりなのに知床は、また一面の銀世界です。

Dscf0075_1

この悪天候が明日の仕事(漁)に影響しなければいいのだが。。。
今日の知床は、久々に厳しく荒々しい顔をみせている。

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2006年4月15日 (土)

魚群探知機の反応は、やはり魚の群れ

本日北西の風3m/s・波の高さ1.5m天候はくもり。
昨日の記事で魚群探知機に反応がと、お伝えしましたが嬉しい事にやはり魚の群れが探知されていたのでした。

今年は、いつもの年にくらべ嬉しさが倍増します。
何故かと言うと、今年知床のわが町に流氷接岸が無かったのです。

流氷接岸の無い年には、魚が獲れないと地元の長老達が口を揃え漁解禁になる寸前まで言っており魚群探知機に魚影を発見した時には、明日巻き上げる網に魚がついてますようにと祈る気持ちでした。

Dscf0071

祈る気持ちで掴んだ網を巻き上げるとそこには、いつもの年と変わらない、もしくはそれ以上の魚(スケソウダラ)の群れが付いており、知床の漁師にもやっと遅い春の便りが届いたような気分に浸って居りました。

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2006年4月14日 (金)

今期初の魚群反応

北北西の風2m/s・波の高さ3m天候は時折、みぞれ混じりの雨。

ここ最近は、知床の海も穏やかなナギが続く日が多いなか久しぶりに漁場に進路を向けると船が、小刻みに左右に揺れ、気を引き締めての出航となった。

悪天候とまでは言わないまでも若い衆(乗組員)が船上での作業をするのに大変な日なのは確かだった。
悪条件のなか救いは、魚群探知機に映し出された魚群反応の発見!
Dscf0050_1
若い衆達に、さっそく網を投網する準備をさせ暗闇のなかでの、投網作業に入る。
この日刺した網は、一晩止めて次の日に巻き上げるので明日この魚群反応がでた漁場の網を巻き上げるのがとても楽しみです。

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2006年4月10日 (月)

初水揚げ

北の風、風速3m/s・波の高さ1,5m朝、2時に港を出航。
2時40分現場到着、操業を開始しさっそく現場で、網の巻き上げ作業にかかる。
Dscf0053
流氷接岸のなかった今年のわが町でよく聞かれた
噂が、流氷の来ない今年の水揚げの心配だった。
初水揚げは、スケソタラが、巻き上げた網に例年どおり付き、ほっと胸を撫で下ろしています。

水揚げは、満足のいくほどのものでも無かったですが今日は、心配していた魚の顔を見れたので、これを明日の励みにしたいと思う。

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2006年4月 8日 (土)

投網初日

南西の風2m/s波の高さ2メートル絶好の投網日より!
全船、朝6時に港を出港し、港前沖で15分待機の後、一斉にスタート。



思い思いの漁場に向かい船を走らせる。
まだ冬の景色が残る知床に春の漁の始まりです。

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冬景色

はじめまして 俺、知床で漁師やっています。
今日から、ここで知床の自然や漁師の日々の暮らしなどを伝えていけたらと思いブログはじめてみました。

知床は、3月後半に降った季節はずれの大雪で、一面冬景色に逆戻り、春の訪れがまた遠のいたようです。観光客も、季節はずれの大雪に目を丸くして驚いているようです。

この時期の知床は、春と冬が日替わりメニューのように訪れ、暖かい日が、何日か続いて春の訪れを皆、感じる頃になると、必ずといっていいほど季節外れの雪が知床に降り、冬景色にもどし皆を驚かせます。

昨年、世界自然遺産に登録され、小さな我が町も少しづつ活気を帯びてきて、観光客の皆さんも季節に関係なく訪れるようになり、知床を楽しまれているようです。

観光のほうは、俺の専門分野ではないので、説明不足や誤りもあるかと思いますが、お許し下さい。
日々の暮らしで感じたことなどを、お伝え出来ればと思います。

知床の漁のことも、その日に揚がった魚の紹介や天候などを、まじえてお話していけたらと思いますので、よろしくお願いします。

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2006年4月 7日 (金)

今日の網入れ中止です。

本日北西の風6メートル波の高さ3メートル、強風波浪注意報発令。予定だった斉投網が、悪天候のため中止になりました。

一斉投網とは、海開けに全漁船が一斉に港を出港し漁場に向う作業のことをいいます。

そんな訳で俺の船も沖での作業が中止のため港で明日に伸びた一斉投網の準備のやり直し作業を、やってるとこです。

明日は、こちらのほうも天候が良くなるとの連絡を受け明日の出航準備に追われてます。

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