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2006年4月29日 (土)

突然の風!

西の風3m/s 波の高さ1.5m 天候 くもり
夜があけ、朝からの網巻き作業も4本目に差し掛かろうとしていた。
巻き網作業を始めて間もなく知床側の空模様が変だ!



に知床の山々が雪雲で真っ白くなり見る見るその姿を消し始め、これを見た先輩漁師たちが、風が来ると無線で話してるのが聞こえてくる。

4本目の網が上がり、投網に入ろうとした時だった、俺より陸に近い現場で漁をしていた仲間の船から、無線がきて陸のほうから突風が吹いてきたとのこと、投網を一時中止にして、まっしぐらに陸を目指し逃げる。
この写真は、もう陸に近く大分弱まった時に撮った一枚です。



春先の気温の変化が激しい時期に特に強い風を起こす羅臼特有の北西の風ラウスオロシ
何時もなら、漁場からへ帰港する所要時間は約40分、今日は、この風の中で船の操船も思ったようにいかず、何とか港へ避難した時には、何時もの倍以上の航海時間が掛かっており、この風の恐さを思い知らされる。
陸を目指しているのに船が風と波で前に進んでくれない



やっとのおもいで港に入り船を岸壁に着ける作業に入るが港の中までもが、上の2枚目の写真のように強い風が吹き荒れていた。
避難して1時間、風も大分弱まり午前6時30分、本日二度目の出航となる。



今日はこの北西からの強い突風をお伝えしたのは、過去に二度この突風で羅臼の漁師は恐い経験をしている。

通称、4・6という1959年4月6日の突風の時には、最大風速45m/s以上の風が海上に吹き荒れ、死者4名行方不明者80名以上の大惨事となる、これと通称5・10という突風、こちらも大惨事を引き起こした突風である。

が生まれる前の出来事ですが、羅臼の漁師には、代々この話が語り継がれ、漁業者教訓とされている。
この風を経験した年輩の漁師たちは、このさを知っているので、春先のこのには敏感だ。

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