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2006年7月24日 (月)

昆布作業の大まかな工程

今日は昆布巻きという作業のことを少し書きます。
湿りとりまでは前回の通りでこの作業で昆布を一度軟らかくします。
下が湿りをとっているところで、自然の露を利用して軟らかくする。
Dscf0268

昆布巻きというのは、4番目の工程になり昆布漁の休みの日や俺が昆布を採りに行ってまだ戻らない時間帯を狙い行われる。
船が帰ってくると昆布洗い作業や昆布干し作業が始まるのでチャンスは昆布採りの休みの日か採った昆布の変わり船が陸に入る前しか無い。
Dscf0210_1

前にも載せたこの機械が昆布巻き機です。
これで昆布のヒレが折れないように昆布の両端のシワを延ばしながら機械に入れていくと昆布に付いていたシワが伸ばされ綺麗な形に巻かれていきます。
Dscf0243

こうやって昆布の両はしを左右に引っ張りついているシワを伸ばすようにしながら昆布巻き機の中にゆっくり入れていきます。
Dscf0246

こちらは昔ながらの手巻き、機械は2台有りますが残りの従業員は手でこうやって巻いています。
カメラで片手がふさがっていたので片手で昆布を巻いていますが本来は右手も昆布の右端に添えて昆布を両端に引っ張りシワを伸ばしながら巻いていきます。
巻き終わった昆布はシワが綺麗に伸ばされるまでそのままにされ、時間を見て今度は一枚一枚巻いた玉から剥がし真っ直ぐに伸していきます。
Dscf0235

↑昆布巻き機械で巻かれた昆布です。
Dscf0234

これは昔ながらの手巻き、どちらが良いということはありませんが機械はやっぱり作業が早くて楽ですね、大体一つの玉に昆布が15~20枚くらい巻かれています。

これを今度は一枚一枚剥がして伸す作業です。
伸しているところでこれは手作業。
Dscf0241

巻いてある紙テープのようなものを引っ張り出すような感じかな?
こうやって伸していき20枚くらい重ね一箇所にまとめて保管します。
Dscf0233

↑このように伸された昆布を運んできてコンパネの上に綺麗に並べていきコンパネがふさがると次のコンパネを上に重ねまた同じ工程の繰り返しです。
Dscf0237

↑こうやって段々と重ねていくと上の昆布の重さで下に伸された昆布のシワが綺麗にとれるので一石二鳥なわけ。

最後の昆布を伸し終わったものを一番上に積んだら更にコンパネを一枚上に敷きその上に重しをあげます。
重しには大きな石などが使われる。(漁師はこの重しの事をドンベと呼ぶ)
こんな感じに!
Dscf0259

料亭などに出荷される昆布は見た目も重要なわけでシワを綺麗にとり整形を施す。形を整えるのはまだ先の作業でして下の工程の⑧番目なのでまだ数日あとになると思います。

昆布は大まかに作業を分けると次のようになります。
①昆布洗い②昆布干し③湿りとり④昆布巻き⑤昆布伸し⑥日入れ⑦昆布積み⑧ヒレ刈り⑨昆布積み⑩等級訳選別⑪箱詰め⑫検査⑬出荷
この全ての作業を終了する頃にはもう秋の便りが聞こえて来るでしょう。

最近は知床の話題からも遠ざかっていたので一枚載せておきます。
Dscf2318

時間に余裕が出来次第夏の知床も載せていきたいと想っています。

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