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2006年10月30日 (月)

作業風景・・・こいつはスピリチュアの江原か?

羅臼の漁師が毎日飽きもせず行なう作業風景です。

若い衆に聞いたわけじゃないから、もしかしたら飽きているかも知れません。(^_^;)

約午前12時、まずはモライを放して港から船を出します。

Dscf0158_2

港の間口を抜けそれぞれの漁場に針路をとる。

外はまだ真っ暗闇、この時間営業しているのは漁師と飲み屋とコンビニと泥棒・・・

Dscf1289_2

羅臼海域は正面に国後島があるためその使える海域に制限がある。

日本側から国後までの距離は約40kmと狭くさらに中間ラインと呼ばれる真ん中までしか使えません。

ここを越えると領海侵犯となり、ロシア警備艇の追撃を受けることとなる。

Dscf1337_2

レーダー画面左側に映る陸地が知床半島で右側に映る陸地が国後島です。

レーダーに映るリングの中心が自船となり、つまり俺の船の現在地です。

このときは、中間ライン(自粛ライン)のほんの少し羅臼側(日本側)にいました。

ここから船であと約1分、距離にして50mほどでそこはロシア海域!

Dscf0804

ここを一歩踏み越えると最悪は先日の根室漁船と同じ運命をたどることもある。

こうして狭い海域を利用しての刺し網漁を行ないます。

春漁に時期は、いつもこの国後島目の前の海域を漁場としています。

秋漁では、俺はあまり中間に近い漁場には最近は行きません。

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目的の漁場に着くとまずは、暗闇の中で網の目印に付けて浮かせてあるボンデンという浮き目印を探す。

なんせ真夜中で真っ暗闇なのでボンデン位地の近くまで来たらサーチライトを照らし夜光板を貼り付けておいたボンデンを探します。

Dscf1736_1

この真っ暗闇の中ボンデン位置近くまでどうやって辿り着くかというと、まず昔の例から言うと昔はコンパスと時計を使いました。

簡単に説明するとコンパスで港から網の位地に方位をあわせ距離は船の速度を一定に保ち時間で測りました。

現在はというと最近は文明の力を余すところ無く使わせていただいてます。

まずは、大よその距離や位地をレーダーで測り、正確な位置はGPSを使い割出します。

Dscf1445_1

網を見つけると早速巻き始める。

Dscf1980

ホッケ網の網巻き作業開始です。

Dscf1898

巻かれた網はこうして船の甲板に積まれ、巻き終えた同じ漁場にまた網を投網してみなとに帰港します。

Dscf1360_1

港へ到着後早速沖で外しきれなかったホッケを網から外す。

殆んどが沖で外れ箱詰めしてきますが、大漁のときなどは少し残り陸で外します。

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全て外し終わると選別に掛かり、サイズ分けをして市場に出荷する。

Dscf0867

この日の出荷で市場で大物を見つけました。

オヒョウという魚で、体長1mをこえる大物でした。

Dscf0877_3

この魚は、大きなものになると畳、一畳分ぐらいの大きさになるものもいます。

こうして俺が魚を市場に出しに行ってる間に船では若い衆たちが次の出港に間に合わせて魚の外れた網を船の網箱にたいています。

Dscf0772

この向って右の若い衆が、江原さんに似ているんです。

Dscf0788

角度が良い時は瓜二つなんですが、ベストショットが撮れません。(^_^;)

Dscf0781

これが刺し網漁の一日の仕事を簡単に説明した行程になります。

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コメント

こんばんは。
「☆十勝野だより☆」から流れてきました。
普段はわからない、漁師さんの生活って興味ありますね。とても楽しく読ませていただきました。

☆T→Mさん

こんばんは、はじめまして。
otoraさんのところから来てくれたんですね♪
ありがとうございます。
ガサツな漁師のブログですが、楽しんでもらえ嬉しいです。

これからもいろいろな漁や知床の景色などを紹介していこうとおもうので「☆十勝野だより☆」ともども御ひいきにお願いします。

いつも皆さんと楽しくやっていますので気兼ねなく遊びに来て下され。<(_ _)>

たけしさん、おはようございます。

>ここから船であと約1分、距離にして50mほどでそこはロシア海域!

この緊迫感、スゴイ!

もっとすごいのは最後の一枚。
こりゃ『まんま』ですね(笑)

似てるとは聞いていましたが、これほどとはとびっくり致しました。

傑作の一枚ではないでしょうか。

作業に夢中になっている間に、船が潮で流されて中間点を越えてしまう、、、てなヤバイことにはならないのでしょうか?
開きホッケ、、いただきました
美味しい!!!

☆ナベショーさん

こんばんは、潮の加減で越境しそうになることはあります。
この漁場で作業をしていると経験しますね。

これが原因でロシア警備艇の臨検を受ける船もいますよ。

俺たちの使う日本製のGPSやレーダーとロシア警備艇が使うロシア製の機器とが微妙に誤差がでたりして臨検というケースもなかにはあります。

知床の漁師は時化と200海里の戦いみたいなもんです。
まさにサブちゃんの「北の漁場」です。

☆ミノルさん

こんばんは、一歩踏み込むと命の保障がありませんね。
俺たちの漁場からも警戒ラインギリギリに監視を続けるロシア警備艇が肉眼で見ることができますが、何十ミリ機関砲とか何十口径大砲とかの武器までハッキリ見えます。

警備艇と呼ぶだけで、その中身や船自体は軍艦なんです。

江原似の若い衆、ミノルさんもやはり似てるとおもいます(^^)v
角度が良いとまだ似てますよ。

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