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2006年11月13日 (月)

寒い一日でした。

北西の風15m/s ~20m/s、波の高さ4m、天気は雪、気温は氷点下4℃

知床連山麓の小さな町にも雪が落ちてきた。

Dscf1225

雪は今年初めてではなかったが、前回は気温が高かったため地面落ちては消え積もることが無かった。

今日の雪はその降る量は少なかったが、気温が低いため見る見る辺りが白く染まる。

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海上は北海道を通過した低気圧の影響で冷たい西または北西の風が吹き荒れる。

出港時間には、まだ風が強く暫らく船で待機となる。

待つ事約1時間、いつもの午前12時半~1時の出港から少し遅れての出漁となる。

港に船を繋ぎとめるモライ綱を外し、外海へと船を出す。

船の灯りに寄ってくる小魚を狙ってウミネコが船に纏わりつくなか暗闇の海で漁場を目指す。

Dscf1218_1

港を離れ5分も走っただろうか、突然北西から「ゴォー」という風の音がしてきた。

自船のとっている針路は南西方向のため、この北西からの風を船が真横からモロにうける。

船はこの強い北西の風にあおられ大きく反対側に傾く。

予想していたより海上の風が強い!

港に引き返そうか迷うが、漁場はもうすぐそこ。

出港前に見た気象情報によるとこれから先は徐々に天候が回復していくとのこと。

出した決断が、このまま漁場に向けての航行とする。

Dscf1295

目印のボンデンが見えてきた。

時計の針は、午前2時半を少しこえたところを指している。

時間との勝負です。

今はまだ網を巻くのには、なんとかなる海上の状態なのだが。

予報が段々良くなるというのになぜ時間との勝負と書いたのかというと、一番の原因は日の出です。

Dscf1466

なぜこの日の出が問題かというと、日の上がる前後の気温に問題がある。

この日の出前後は必ず気温が急激に下がる。

この急激な気温の落差が何を引き起こすかというと風です。

低気圧が近くにあるときなどはこの気温の落差は大風を巻き起こす可能性が高い!

それを知る我々漁師は気象状況の悪い今日のような日は、6時近くに始まる日の出1時間前くらいまでに全ての仕事を終え帰港しようとする。

何も起きない順調な時はこの時間配分も計算通り進むが、どこかでトラブルや仕事の遅れが出るとそうもいかず、風の洗礼を受けることとなる。

俺のほうはというと、今日も何事も無く無事作業を終え帰港、陸での魚外しと選別作業に入る。

でも、寒い一日でした。

これからはまだまだ寒くなってくるのだけれど慣れるまで大変です。

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