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2007年1月18日 (木)

スケソ漁

羅臼は今スケソ漁が始まっています。

この漁は、毎年1~3月末までスケソ専業船によって行なわれる。

http://siretoko-21.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/post_bbb2.html

俺たちが4月~12月まで行なう刺し網漁とは別です。

スケソという魚をこの時期に専門に刺し網で獲る漁法。

Dscf0681_1

殆んどの船が19トン型という羅臼での刺し網漁で使うもっとも大きい船で行なわれます。

しかも俺たちの5トン未満船が殆んどFRP船で出来ているのに対しこちらは殆んどが鉄板で出来ています。

鉄で船を造る一番の理由は、この時期の海に原因があります。

今はまだ流氷は知床の海には見えません。

接岸の無い年も稀にありますが殆んどは1月下旬ころその姿を見せます。

Dscf0652

年初めから春先にかけてのオホーツク海や根室海峡には、流氷が訪れます。

どこからくるのかというと、はるか遠くのシベリアにあるアムール川からやってきます。

その距離なんと1000キロ以上です。

流氷の実態はこのアムール川を流れる川の水が冷風により凍り海上に流れ出てきたものです。

その氷は、この時期多い北からの風に押され徐々に南下をはじめ1月中旬から下旬には北海道に到達します。

このころには流氷も長い期間強い冷風にさらされながら南下をしてきたため大きく成長をとげりっぱな流氷となっています。

この流氷は様々なプランクトンや小魚の宝庫でもあり訪れは漁師にとってもありがたいことです。

しかしここで問題が一つ起きます!

氷(流氷)で海が覆い尽くされると船で漁に出ることができず困ります。

それを解消すべく造られたのが通称「鉄板」と呼ばれる羅臼の鉄船です。

Dscf0656

この鉄船は我々のFRP5トン未満船では航行出来ない流氷の海を氷を割り進むことを可能にしています。

これにより1月~3月の知床の海では、この鉄船によるスケソ漁が毎年行なわれています。

流氷の画像につきましては今年のものがまだないので訪れ次第アップしていこうとおもってます。

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コメント

おはようございます。

ウトロで流氷を見たことがありました。確か2月上旬だった気が・・・
それにしても、
流氷を割りながら進む船でお魚獲るんですね。


一昨年でしたか、春休み(2月末)に流氷を観にガリンコ号に乗りに行きましたが、すでに流氷は遠ざかった後でした。
残念でした、一度見てみたいです、(*^。^*)、
昨夜はスケソウタラを頂きました、一匹600円で
とってもおいしかったです、これが、タラコの親なのでしょうか、
ゼンゼン、ピントの外れた質問でしたら、ご無礼をお許しください、
m(_ _)m

きょうニャンが羅臼とここでblogしたかも。

★ミノルさん、

流氷が北海道に接岸するのは2月が多いですね、今年も流氷の確認はすでにオホーツク側のほうなのでされています。

羅臼のスケソ専業船は流氷の上に勢いよく船体の半分近くを乗り上げるようにしてその重みと衝撃で氷を割りながら進みます。

☆こつさま

ガリンコ号は流氷観光船として旅行者に有名ですね、乗ったことはないです。
流氷見られなかったのは残念><

>昨夜はスケソウタラを頂きました、一匹600円で

ずいぶん高級なスケソですね^^;
地元では今でしたらこの半値以下ですね。

>これが、タラコの親なのでしょうか、

ピンポン!はいこちらが正解です♪
流石こつさま、そのとおりです。
タラコはスケソの子供(たまご)です。

よく勘違いされるのが鱈(真鱈)のこども(たまご)ですね。
鱈の子ではタラコは出来ません!
なぜこのようにややこしくなったかというと、スケソは正式名をスケソウダラといいます。

これの子供なので、スケソダラコなんですが、歯切れよくタラコになったものです。
歯切れよくか略してかは推測です^^;
でも間違いなくスケソの子をタラコといいます。

明太子も一緒です(^^)v


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オホーツクの流氷、壮大な自然を目いっぱい感じましょう!むちゃくちゃ寒いですが、見る価値はありますよ~。網走なんで、カニも名物ですしネ。こちらのサイトからの引用でっす。http://www.ne.jp/asahi/ebata/tos/index.html                ...... [続きを読む]

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