2009年10月 9日 (金)

台風18号接近!

日本列島を横断しながら北上を続けていた台風18号がついに知床半島の近くまで接近!

現在は根室の東にあり進行方向を東北東に向け進んでいる。

Nami

結果から言えば、今回の台風18号は数日前に出された予想進路図より南東に大きくそれ、これにより知床への被害は予想していたより格段に減ったことだろう。

とは言っても、そこはやはり台風、現在でもその勢力は最大瞬間風速40m/s、中心気圧980hpaと油断できるものではない。

高波や突風を心配してほとんどの船が昨日、羅臼港に各港から避難してきている。

オレも例に洩れず松法港という普段使用している港から昨日、羅臼港に船を移動してきた。

2009100908230000

港は普段と違い、それぞれ各港から避難してきた漁船で溢れ返っている。

港に入ってから、すぐに船型の合う漁船を探し、そお脇に自船を並べてモライをとる。

高波や突風で船が流されたり壊れたりしないようにモライという太いロープで船と港に何本も張り巡らす。

2009100908400000

これ以上は人の力ではどうすることも出来ないので、あとは台風が通り過ぎるのを静かに待つのみ。

台風が通り過ぎるまでの間は、数時間に一度船のモライ綱や船に風や波の影響による傷がついていないかなどの点検に行っている。

2009100908180001

この台風18号も明日には、知床半島から離れるのでそれまでの辛抱です。

離れると言っても、勢力範囲から大きく外れるわけでもないので出漁は無理かもしれない。

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2009年9月15日 (火)

昆布漁が終わって秋漁の準備で上架場へ

[知床] ブログ村キーワード

昆布漁が8月31日で終わり、それから今まで昆布のヒレ刈りとヒレ詰めという仕事を今やってます。

ヒレ刈りっていうのは天日乾燥させた昆布を製品にする前に実の薄い両端をハサミで切り落とす作業なんです。

2009090408300001_2

これを一枚一枚人の手ですべての昆布にやります。

一日に乾燥する昆布の量は多いときは100枚以上になりこれを天気の良い日は毎回やっているので、その総数は天文学的数量に・・・言いすぎでしたそんなにはならんです(笑)

でもこのヒレ刈りは合計で数千枚の昆布を刈るわけでけっこう大変な作業なんです。

と、話がまたまた脇道に行きそう(笑)

先日、10月から始まる秋漁の準備で上架していた船をおろしてきました。

夏に船を上架(巻く)したときときに、ケチって船の化粧直しを船底だけにしたもんでサイドのサビが気になる。

2009090313250000

きっとコイツも怒っているだろう (`ε´)

春漁のほっけが安かったので勘弁してもらおう (;゚∇゚)/

今日は上架場での船下ろしを簡単に説明します・・・と言ってもオレが下すわけでも責任者でもないので邪魔にならないところから写真とるだけです(笑)

2009090313260003

まず仙台じゃなくて船台というタイヤ付の大きな台に船を乗せます。

2009090313260002

無事船台に乗りました、説明が我ながらとてもシンプル ( ̄○ ̄;)!

2009090313270002

次に船台に乗せた船をタイヤショベル(重機)でヨイショヨイショと海まで運ぶ。

もしかしたらヨイショと言わないで運んでいるかも知れないがその辺は定かではない!

2009090313290000

こうして血と汗の努力の結果船は無事港の斜路にたどり着き海へと帰される。

血と汗の作業に見えたが作業員に聞いたわけではない!

そう見えただけだが、たまに冗談言って笑ってた気もする ( ̄▽ ̄)

2009090313590000_2

簡単でしたが上架場の作業説明はこれでもちろん終わりです。

ホントです。本業以外はこれ以上わかりません(笑)

そしていよいよ3か月ぶりの大海原へワンピースを求め旅立つのであった。

ちが~う!羅臼港を出港し秋漁で使う別の港へGO!

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2009090314040002

久々に本船から観る知床半島とその海はやっぱりいい。

10月1日からはこの知床の海でまたホッケ漁やスケソ漁を始めます。

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2009年8月 1日 (土)

今日から6時間!

[昆布] ブログ村キーワード

7月中の昆布は殆どが4時間操業だったが8月からは6時間操業となる。

そんなわけで今日から6時間ぶっ通し昆布採りやってました。

朝の6時に操業開始で昼の12時まで昆布採りはキツイ!

「ナマラコエ~」(すごく疲れる~)

2009071807110001

さらに今日は昆布漁が始まって以来、久々のの青空となり陸の仕事もナマラ忙しい!

2009072811280000

昆布洗いに、昆布干しに、乾燥機への昆布掛け!と、ここまではいつもの仕事だが今日はこれにもうひとつ、日入れという作業も加わる。

2009072811310000

ひとつ上とひとつ下の写真は生昆布を天日で干したもの。

2009072811310001

このまま日が傾くころまで干した生昆布を一度集めて、さらに昆布乾燥機にぶら下げ朝方まで乾かす作業に入る。

2009072711490000

ここまでの作業を終えて時計を見ると午後2時をまわっている。

忙しい日だったので日入れ作業の写真を撮る暇がなくて日入れの写真が今日は無いので次回でも載せますm(. ̄  ̄.)mス・スイマセーン

入れ替えに湿りという作業のため、またまた昆布をカンバに広げる。

2009072018480001

この湿りというのは、前日に乾燥させた昆布を、もう一度夜露に当て湿らせる作業。

乾燥してガラガラに乾いた昆布を製品にするためには少し昆布を柔らかくしないとならないのでこの湿りという作業を必ずやります。

2009072911370000

この湿りという作業がまたクセモノでガラガラの昆布が作業できる程度に柔らかくなるまでに平均の9時ちかくになる、空気の乾燥してる日などは夜中の12時をまわることも珍しくない。

待ち望んでいた天気だが、いっぺんにアブラを搾られたぁ!

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2009年5月15日 (金)

寒い

[雪が降ってきた] ブログ村キーワード

五月も半分が過ぎようとしている今、知床では雪 Σ( ̄ロ ̄lll)

昨晩から今日の出港時間少し前まで霙まじりで降っていた。

Dscf2346

さすがにこの季節ともなると降った雪も積もることはなく地面に落ちては消える。

そんな季節はずれの状態なもんで今日は寒かった (´;ω;`)ウウ・・・

おまけに風も強かったので体感温度はそれ以上かも (;´д`)トホホ…

海のほうはというと低気圧の通過もあってこちらも風波がある。

半数以上の船が風波のため今日の出漁を止めた

俺の船団はというとやっぱり操業をすることに (;´д`)トホホ…

操業現場に向かうあいだ波が高く少々ビビリ気味 ~(°°;)))オロオロ(((;°°)~

Dscf3926 注意していないと何枚かに一度大きい波がくるので行きも帰りも船の回転を下げトコトコと現場向けと港向け (´Д`;≡;´Д`)アワアワ

いつもより時間をかけやっと到着 ツイタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

さっそくホッケ網につかまり巻き始める。

網が見えてきて最初の半分くらいはいつもホッケの姿がないのだが今日はちょっと違う・・・みたいなぁ(笑)

数は多くはないけど最初からホッケの姿が網に見えている。

この調子でいくとここ何日か低迷が続いていたホッケも今日あたり若干復活の兆しかも。

そんなこんなで立て続けに三本のホッケ網を巻いていく (*゚∀゚)=3 ムッハー!!

結果は三本のうち昨日より減の網もあったが合計では今日の勝ち (v^ー゜)ヤッタネ!!

Dscf5633

時化模様なのでこの三本のホッケ網を巻いて今日は帰ることに オワタ┗(^o^ )┓三

昨日は帰る時点で五本のホッケ網を巻いていたので二本少ないがホッケの箱数は今日のほうが若干ではあるが多い キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!!

やはり昨日にくらべ良い兆しなんだろうか (0゜・∀・)ワクワクテカテカ?

明日もこの調子でホッケがいれば良いのだが ( ゚д゚)ホスィ…

そうなればホッケが増えてきたっていう実感が湧いてくるのかも

明日は今日よりさらにホッケがいることを願って締めくくろう。

さんくす♪(o ̄∇ ̄)/

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2009年5月 6日 (水)

今日から漁再開!

[羅臼] ブログ村キーワード

3日・4日・5日と3連休あった漁師の連休も終わり今日は網の刺しこみをやってきた。

出港時間は平常どおり深夜族で真夜中0時!(´△`)Zzzz・・・。o○

連休中は網を巻けないので海には一本も網を入れてなかったので今日すべての投網することに。

入れてきた網はホッケ網が5本とタラ網が1本 ( ̄▽ ̄)

今日の投網は久々のガス(霧)模様となり他の船見たり浮き物探したりとちょっと忙しい目にあう キョロ(・_・ )( ・_・)キョロ

Dscf2015

それでも投網を無事済ますことができ午前3時少し前に帰港となる オワタ┗(^o^ )┓三

港には午前3時20分ころ到着、外はまだ薄暗い ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

港に着いてからの今日の作業は、魚はずしがないので網タキ(船に次の日使う網を並べる作業)のみ。

と、予定していたが時間的に早いし明日から平常どおり網を巻きだすと作業終了時間が遅くなるので今日は使わない網の整理もすることにしよう ψ(`∇´)ψ

たしか4月に使っていたスケソ網が黄色い網を入れる籠と袋とに分かれて岸壁に残ってあるはず?

Dscf2109

それをさがしトラックに積み込む へ(´∀`ヘ)へ))カサカサ

トラックに積んできたスケソ網は自宅前浜の空き地に並べて保管し次の出番までお休み  さんくす♪(o ̄∇ ̄)/

これで今日の作業は完了 オワタ┗(^o^ )┓三

あとは明日からまたホッケ網とタラ網を巻くいつもの操業にはいる (σ・∀・)σゲッツ

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2008年10月30日 (木)

裏山に初雪!

[初雪] ブログ村キーワード

0時5分の出港に合わせ家を出て車に乗り込む。

夕方から降り続いていた雨の中、港へ向けて車を走らせる。

あともう少しで港というところまで着たとき雨の様子がなんだか変?

車の窓に当たる雨の音が微妙に変わり、それを良く見ると雨が霙(みぞれ)に変わってる。

季節柄これからはこんな日がだんだん多くなる。

Dsc00098_2

沖での作業も陸での魚はずしも、日に日にジリジリと体にこたえてくることだろう。

おまけに船でくだらない寒いギャグを飛ばす船頭(俺)がいるので若い衆や出面とりさんは大変。

俺のせいでみんな風邪気味かも(笑)

そんなこんなで仕事が終わり帰港するころには裏山は真っ白。

Dsc00143


初雪!

知床の現在の天気状況はこんなところ。

漁のほうはというとホッケの水揚げが大幅にダウン。

大漁ではないがコンスタントに揚がっていたスケソがこちらも今日は弱冠減る。

あと最近目に付くようになったのがカレイ。

Dsc00115

これは徐々に増えてきているようだ。

種類は、マガレ、宗八、アサバという三種類のカレイが主。

今日の報告はこんなとこっす。

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2008年10月21日 (火)

最近の漁模様

今年の秋漁は最初のころ、このままではどうなることやらと悩み続け頭は薄くなり夜は悪夢にうなされ、昼間は謝金取りから逃げ惑いと、とてもとても怖いおもいを・・・(笑)

冗談はこのくらいにして、本題に突入でござる。

水温がまだまだ高く魚がこないのか?それとも魚自体がいないのか(汗)

これはお馴染みの、う~マンボウ(う~は余計)

この魚は数日前市場に揚げられていたのを発見しカメラに収める。

Dsc00025

このマンボウは本来ならここ知床よりまだ南の海に生息する。

毎年知床の海にも何匹か迷い込むらしいが今回のは体長が2メートルちかい大物だった。

ここまで大きくなると顔もけして可愛くない、なんともふてぶてしい面構え(笑)

秋漁ですが、今のところお世辞にも良い結果が出ているとは言えない。

ホッケの魚体は今だ小さめ、浜値のほうは前回据え置きといったところ。

しかし、望みが微塵も無いかというと、これがまたそうでもないようで、ここ最近の一週間は止め網、即席網と一日にニ度の出漁が出来るくらいのホッケが獲れるほどまでになってきた。

Dsc00032

けして大漁、豊漁と手放しで喜べるものでは無いが、10月初めの頃に比べれば天と地ほどの違い。

それというのも今年の秋漁初めのころが、それはそれは悲惨なもんだったから。

振り返るのも怖いくらい、まずは夏場の昆布漁の不漁に始まり追い討ちを掛けるように燃料の高騰。

そして始まった秋漁も初日から数日は全くダメ、魚どこに行った~と叫びたくなるほど。

あのころはマジに頭が薄くなる寸前だったのかもしれん(笑)

Dsc00063

いつも言いますが、「捨てる神あれば救う神あり」というわけで、今回もなんとか俺も神に髪を救われたようです。

あのまま悩み続けたらきっと今頃は、生え際のCMに出れたかも(笑)

そんなわけで、現在こうしてブログの更新が出来たということは、生え際が無事だったということ。

そんなこんなで、なんとか今日をむかえております。

ここ何日かに比べホッケは昨日から少し漁が落ちてきたようだが、同じ漁場にこちらも少しづつだがスケソが増え始めている。

Dsc00033_2

スケソは例年なら秋漁の切りあげ近い12月いっぱいまで獲れている魚なので、淡い期待を懐きつつある。

あと、最近の近況といえば、気温が少しづつ下がりだんだん秋らしくなってきたことだろうか。

だんだん秋らしくという表現を使ったのは、もちろん今までが秋らしくなかったから。

それもここ2日くらいはメキメキと下がり始め日上がりの時間帯になるころには、けっこう寒さが凍みてくる。

真向いの国後島を染める朝焼けも気温の低下と共に毎日少しづつ紅見を増してきているようだ。

Dsc00051_3

これからは、日に日にどんどん寒くなってくることだろう。

秋はやっぱりこうして気温や水温がいつも通りにならなければ漁も出てこないのかも。

待っていたその寒さだが、しかし寒いとやはり人の体にはキビシイ。

この寒さの中、毎日の魚はずしに夜中から来てくれる出面とりさんには感謝しています。

季節の変わり目、風邪など引かないよう気をつけてくだされ。

Dsc00058_2



最後に、職業柄ブログ更新がまちまちで今回も久々の更新となりすんません。

こんな感じのブログにいつも訪問してもらえてありがとうございます。

これからも知床羅臼の近況や漁模様などを不定期ですがアップしていきますのでよろしく。

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2008年7月27日 (日)

2日延びて

[漁師] ブログ村キーワード

今月26日に始まる予定だった天然羅臼昆布漁が今日まで2日延びている。

理由はがあり昆布漁には適さない状況との判断が下されたため。

昆布漁師の俺にとってこの休みが続くとちょっと気が抜けた気分になる。

Dscf3244

例えるとスタートラインに構えてスタートの合図をまつランナーのようにこの2日間の沖止めは、昆布漁の始まりに向けて昂っていた気持ちに水を差す。(といったらちょっとカッコつけすぎ)

でも天候が悪いんだから、それも仕方ない。

そして今現在の天候はというと、空は快晴、海はベタ凪

このまま天候に変化が無く順調にいけば明日は天然羅臼昆布漁初日となるだろう。

あとは、体力の続くかぎり昆布採りに集中するのみ。

その昆布漁だが明日は出港時間がAM 5:00出港AM 6:00昆布漁開始AM 9:00まで行われる。

Dscf0026

予定通りだと28日29日と2日間この時間帯で昆布漁を行い30日漁休日となる。

1年間のうち7月半ば過ぎから8月いっぱいの約1ヶ月半だけ行なわれる昆布漁は、毎年のことだが、開始直後の数日間は体が昆布採りに慣れてなく大変!

漁最中に疲れがピークに達しもうぶっ倒れそう。

こんな日が数日続くと言ったが、最近このサイクルが少しづつ延びている。

若い頃は、1日で取れていた疲れもこの歳になるとそうもいかないね(汗)

そんな昆布漁だが明日はおそらく開始されることだろう。

明日は覚悟を決めて昆布漁に行ってこよう。

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2008年6月28日 (土)

本日をもって春漁終了!

[知床旅情] ブログ村キーワード

本日6月28日をもって、4月から3ヶ月にわたって行なわれていた春漁の最終日となる。

前にも書いていたことだが、今年のは近年稀なホッケの不漁が続き不安な日々を凄しながらの出漁だった。

頭を過ぎるのは、水揚げで賄えるのか不安な諸経費!

国後島をぼんやり見つめながら、どうにかなるさと安易に気持ちを維持しようとするも、やっぱり一瞬頭をよぎるのは。

Dscf0745


若い衆たちの給料・今年使った網の代金・船の燃料代・故障箇所の整備費・新しく購入した無線などの代金
・・・と数えたら切が無いね(汗

そんな毎日からもやっと今日開放され、ほっとを撫で下ろしている。

しかし終わってみれば最終的に総水揚げは去年を上回り諸経費の支払いは、なんとかなりそうとのこと♪

前回の記事にも少し書いたが理由は4月初めから5月中ころまでのスケソの水揚げが良かったことと不漁だったホッケだが値段がいつもの年の近かったため。

Dscf3522

生産者として値段の差って凄いなとあらためて実感する年となる!

その今まで低迷を続けたホッケだが昨日は久しぶりの豊漁となり、最近の一日平均水揚げ高を大きく上回る、これがホントのラストスパートってやつだね^^

そして最終日の今日はというと、これまた嬉しいことに80箱と昨日よりもホッケの箱数が多い♪

Dscf0863

このラスト2日間にはホント助けられたね、現在ホッケは浜値で1箱平均6000円はするのでホッケだけでも高水揚げとなるが、これに今日昨日と思いがけない伏兵も付いていた。

その伏兵とは4月・5月水揚げを助けてくれたスケソ鱈!

このスケソが昨日は100箱くらいあり、こちらは約1800円で取引きされていたね^^

Dscf0842_3

最後の最後になる、この2日間は久しぶりに活気にあふれていた。

本音を言えば一番良いのはこのような漁が毎日続けば良かったのだが・・・

それでもこのは、無いよりはずっと良いというか、もの凄~く良い!

本日で漁も終了なので本船からの写真撮影はあと約3ヶ月後となるので今日は、普段めったに見られないというか漁師以外なかなかお目にかかれない操業中の船から撮った北方領土のひとつ国後島どあっぷを一枚載せておきます。

Dscf0784_2

最後に昨日の記事のコメントにも「終わりよければすべて良し」とブログ仲間の方からコメントを頂き、まさにそのとおりと実感していたね。

そして最終日の今日をむかえ、に付いてくるを見ながら心思うことは。

「終わりよければすべて良し!」・・・グウ~

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2006年12月28日 (木)

キングサーモン♪

先日の記事でお伝えしたマスのスケ(キングサーモン)を今晩食べます。

と、いうか食べてきてしまいました。(^_^;)

旨かった!!

数年ぶりに味あう自分で獲った獲物の味は格別です。

余談になりますが、その少し前に獲ったキングサーモンは、俺の口には入っておりません。

Dscf1668

↑これは、前回捕獲したものです。

こちらは、若い衆たちの弁当のおかずに入れたり、日頃お世話になっている御近所の皆さんにお裾分けです。

やっとやっと念願かなって俺の口にもあの重さ15キロの大物が入ります。

これだけの大物を地元以外で手に入れようとしたら、今の時期間違いなく8~10万円はすると思います。(我を忘れて自慢してます。)

Dscf1815_1

今晩は、お刺身にしていただいてみました。

脂ののりが最高♪

口に入れると、噛む前にとろけてしまいます。

そしてその甘みのある身の味と山葵醤油のかもし出すハーモニーは天下一品。

どこぞで聞いたことのある一節だな・・・

皿に昆布をひきその上にお刺身にしたキングサーモンのとりあわせはベストマッチング!

Dscf1885

ひきつめられた昆布からは良い香りが漂ってきています。

ブログから香りを伝えられないのがとても残念です。

羅臼天然昆布はその酷のある味や肩幅の広い立派な形にも定評がありますが、他所の昆布との大きな違いは、その香りにあり料理を目で楽しみ舌で味わい、嗅覚でその香りを楽しみます。

ではでは、皆さん失礼していただきます。

Dscf1892

この身の色はまさにピンクといったところです。

サーモンといいましても、そのへんのお鮨やさんに出回っているサーモンとは、まるで出何処も種類も別物です。

確かに本格的な老舗のお鮨やさんや高級料亭ではこのサーモン(キングサーモン)が使われていますが、ほとんどのお店に出回っている通称サーモンという名のお刺身用の魚は、サーモントラウトと呼ばれる輸入物の養殖魚が多いです。

Dscf1899

いや~旨かったです♪

一人で楽しんでごめんなさい。

今晩はお刺身と日本酒でした。

次回は、キングサーモンのステーキとワインでいってみようかな(^^♪

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2006年12月15日 (金)

苦節3年ついに獲りました!

ついにやりました、感激です。

念願叶いました!

三年ぶりです。

、何を一人で興奮しながら感激しているかっておもってます。

実は、今日ある魚を、三年ぶりに獲ったんです。

Dscf1665

嬉しかったです(^^)v

体長は約1m、重さは14kgといったところでしょうか。

白銀の鱗が目にまぶしい・・・ちょっと大袈裟かも<(_ _)>

もったいぶるなって怒られそうなのでそろそろ正体をあかします。

その正体は、こいつです。

Dscf1674

写真を見てすぐにわかったかたは、釣マニアに詳しいかたでしょうね。

サケだとおもったかたもおられるかも知れませんね間違いではないのですが、これはただのサケじゃないんです。

その個体数が非常に少なく、俺のようにこの魚から縁遠いものは漁師をしていても何年も顔を拝めないこともあります。(^_^;)

その名をキングサーモンといい、名のとおりサケ王様です。

日本では別名マスのスケとよばれていて、こちらの意味はマスの親分という意味です。

北の漁師は、キングサーモンとはあまりいいません。

ほとんどの漁師がマスのスケまたは単にスケよんでいますね。

どうしてマスの親分になったのかは知りませんが、れっきとしたサーモン(サケ)なわけでマスじゃないんですがね。

Dscf1673

その生息域は、アラスカカムチャッカ半島海域に多く、知床羅臼で捕獲されるものは、主に北太平洋のロシア海域から回遊してきているものとおもわれます。

サケとの大きな違いは、その体長で大きなものは2m前後にまでなりその重さ成人男性の平均体重に匹敵するものも記録されているようです。

また、サケに比べマスのスケは顔に対しての目が小さく背ビレちかくが黒っぽいです。

Dscf1664

それにくらべると俺の今回獲ったのは、まだまだ小さいほうです。

でも初物で三年ぶりのマスのスケです。

値段も浜値㌔3000円前後、14kgあったら・・・

もったいないけど、もちろん組合市場には出荷しません!

マカナイにしちゃいました。(^_^;)

Dscf1669

脂のりの良いこの魚は味が最高だとおもいます。

マスのスケ(キングサーモン)は、10kg以上のものが、脂ののりもよく美味といわれています。

今晩は刺身で一杯、明日は焼き魚にして白いご飯と予定しております♪

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2006年11月26日 (日)

景色の変わり目!

ここ何日かは、知床の景色も変わってきている。

いつのまにかチャチャヌプリも真っ白!

Dscf1319

気温の低下とともに景色が毎日のように変化してきています。

秋を感じる暇なく冬が来るのでは、日本に住む限り四季を感じたいのでをさがす。

これがなのかよくわかりませんが、飽きっぽい 秋っぽいので一枚パチリ!

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納得いきませんか、それではもう一枚。

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この場面に木枯らしなんて吹いてくれれば完璧なのだが(^_^;)

でも知床はその間もなくに突入しそうかも。。

Dscf1516

これからは、この繰り返しの毎日が続くのだろう。

Dscf1495

帰港後の気温も殆んど氷点下の日になる。

大風が吹いて以来は冬将軍が居座ってしまった。

「さむいよ~」

でもね、この寒くなっきてからの魚が美味しいんです。

気温が下がるということは、海水温も下がるわけだから、魚の身の締まり脂ののりも最高になってきます。

ホッケカレイ真鱈ソイもこれからが旬!!

Dscf1049_3

103倍美味しくなります・・・・・言い過ぎと思いますか、言い過ぎです(^^ゞ

でも、美味しくなるのは事実です。

秋の魚旨い、漁師が言うからまちがいないっす(^^)v

みなさんも、地元の魚屋さんでお買い物するには北の魚はこれからが美味しい買いですよ。

Dscf1486

そんなわけで、全国に美味しい魚をお届けできるよう、明日も、がんばりますね♪

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2006年11月19日 (日)

ステとモト?

二週間おきにできる日曜日の投網を完了、今帰宅です。

この日曜日の投網ですが、同じ船団の仲間と投網時間を午前6時と決めているので普段の出港に比べ6時間ほど遅れて出て行きます。

この時間は、ちょうど日の出と重なり気温が下がる。

Dscf1312

北西からの冷たい風が今日もあり、気温は岸壁で計った時点でマイナス2度!

投網あとの仕事は、明日の代わり網(明日投網に使う網)をたいて終了。

漁場ですが、港を出て船のエンジン回転をスロー回転のまま進めても15分程度のところです。

と違い、はこの前浜が近くに見える漁場が主に活動範囲となっています。

ステで船団仲間の船が全船揃うのを暫し待つ。

Dscf1307_2

ステという言葉も初めて使ったとおもいます。

ステとは、投網のさいに網を投げ入れる最初の端網のことをいいます。

最初の1反目ということ、この網を約16反前後繋ぎ投網していく。

そして最後の1反に、海の深さに合わせたせ縄を繋ぎその端に浮き玉をつけ目印とします。

最初の1反目ステといいましたが、勿論最後の1反にも呼び名があります。

こちらは、モトと漁師は呼んでいます。

Dscf1298_2

こうして無事、投網を終えると、目印の浮きにボンデンというプラスチックなどで作られた棒状のものを付け、それが誰の目印か解かるように小さい旗などをボンデンに縛りつけます。

これで本人も、船団仲間もその目印が誰の網のものかを判断するわけ。

本日の投網はこんなところです。

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2006年11月18日 (土)

魚がこまい(小さい)!

北西の風3m/s 波の高さ1.5m 気温0℃ 天気は曇り!

いつもの時間にいつもの漁場へいつもの魚を獲りに今日も出港。

毎日同じ事の繰り返しで皆さんも飽きたでしょう。

管理人も飽きてきました(^_^;)

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今朝の漁ですが、ホッケが60箱ぐらいに、カレイが15箱ぐらい、あとは真イカが1箱にスケソが20箱といったところです。

今日のホッケは、こまかった(小さい)です。

ホッケ漁もこの時期になると毎年ホッケの型がこまくなるようです。

今年も例外に洩れず、こまく(小さく)なってきました。

このこまいホッケも徐々にその数が減っていき今年のホッケ漁の終わりをむかえることとなっていきます。

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今朝の60箱のうち写真左の大きいサイズは、9箱で残りは全て右の小さいサイズでした。

こまい(小さい)といえば、カレイもこまかったです。

カレイは、時期的にこれからの魚なんですが、これがホッケ網に今ついています。

正直いってホッケ網にカレイが付くのは有りがたくないんです。

網の目合いがホッケを獲るサイズのものにカレイがかかると外しにくいしそのカレイもこまいのしかかかりません。

Dscf0872_2

左がホッケ網にかかった宗八かれいで、右はカレイを獲る専門の網にかかったものです。

値段にも大きな差がありホッケ網には、いらんです。

あとは真イカですが、こちらは半島の下(しも)の方へ移動していったみたいで今日は1箱しかなかったです。

真イカの大漁のころは漁場のすぐ側まで来ていたイカ釣り漁船の灯りも今日は遠く下に見えている。

Dscf1243_1

これが今日の漁獲報告といったところです。

あと沖で変わったことといえば、なんでしょうね何事も無いようなもんです。

景色もいたって変わらず、平和でのどか。。

Dscf1292

強いていえば、漁師仲間と無線で話しているときにブログの話がでました。

「ブログやっているんだって」と聞かれたので「やってるよ」と答えながら暫し雑談。

「たけちゃんのブログ面白いと評判だよ、羅臼の人けっこう見てるよ」とお世辞をいってもらう。

地元羅臼からのアクセスがブログに最近多くなってきていたのは確かです。

コメントを頂いたことはありませんが、アクセス解説で調べても最近徐々にですが地元アクセスが増えているのはわかっていました。

自分から宣伝するのも変なので徐々に地元にも浸透していけばと思っていたのでまずは良かったといったところです。

でも「面白い」というのはきっとお世辞でしょう(^_^;)

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2006年11月14日 (火)

メダイにまぎれこんでました

南東の風2m/s、波の高さ3m、気温7℃、天気は曇り!

昨日にくらべ温かい朝でしたね、これはまた低気圧が接近しているということなんです。

一概にそれだけが原因ではないですが、今の時期に知床にこれほどの気温があるということは、普段考えられません。

Dscf0997

低気圧が南海上から上がってくる時、その温かい空気を含む低気圧の影響で一時的に温かくなることが多いんです。

この低気圧が通り過ぎると低気圧のうしろに構えている寒気がどっと押し寄せ再び知床は寒くなるはず。。

それでは、本題にはいりましょう。

今日の漁情況はどうだったかというと、真イカがまた徐々に復活してきたようです。

今日は、10箱ほど水揚げがあり明日への希望の光がみえてきましたよ♪

他にはメダイという前回も紹介した魚が少しづつ増えてきました。

こちらは、浜値でキロ200円といったところ、1箱12尾入れの13キロ3箱とってまいりました。

Dscf0850_1

この魚今年は、お買い得かもしれません。

何故かというと今年の浜値が例年に比べ安いです。

毎年、キロ当たり300円前後するこのメダイという魚ですが、今年の浜値は現在200円。

獲れ始めの9月には、キロ当たり150円前後しかしていませんでした。

でも、一概に皆さんのところでも安くなりますとは、はっきり言って断言できませんけどね。

浜値が安くても市場を出て、業者さんの手から離れいろいろな流通を通し一般消費者の皆様の手に渡るまでに値段がいつも通りに変動することもよくあることです。

Dscf0868_1

俺たちもたまに地方の町に出掛けたときなどに羅臼産の魚を目にすることがありますが、値段を見てビックリすることがよくあります。

値段が高いのは羅臼産の宿命で仕方ないことですが、その値段設定に問題あり!

その年の浜値が例年より安い魚などでも殆んどが例年と同じ値段それ以上で売られており、この差額で儲けてるのかって考える事ありますね。

本題からまたそれてきたようです。<(_ _)>

今日、このメダイを市場に運んでいた時におきたお話でした。

いつものように魚をカンカン(量り)に上げ市場職員に量ってもらっていたときです。

職員が「たけしさん、また僕をカラかってるでしょう。。」

「なんのこと・・・?」

職員「ほんと気づいてないんですか?」

俺・・・箱の中身をよ~く見る「ゴメン」

Dscf1006

その箱の中にはメダイに混ざってクチグロマスという魚が入っていました。(^_^;)

これじゃぁ職員もカンカン掛けに戸惑うはず。

俺、出荷に行くといつも若い職員をからかって職員たちと皆で大笑いして帰ってくるのが日課なんです。

でも今回のは笑わせようとした訳ではなく、まぎれもないミスでお恥ずかしい。

どこでまぎれこんだのかな~

Dscf1052_2

このほかに、今日はソイの仲間でシマゾイという体に縞模様のあるソイを12キロ出荷です。

こちらの魚は、刺身や煮つけで食べると美味しいです。

刺身は特にその身がコリコリで、山葵醤油につけ日本酒で一杯がたまらんッス♪

今日の漁獲報告でした。。

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2006年11月12日 (日)

サケという魚は・・・

シャケ・白サケ・秋味・ハナマガリ・などいろいろな呼び名で親しまれている魚が今回紹介するサケです。

北海道の川で生まれたサケも、やがて大海原に出てオホーツク海を抜け遠くアラスカやベーリング海まで旅をしそして4年後にまた稚魚時代を過ごした母川に戻ってくる。

このサケという魚には、まだまだ解明されていない不思議なその能力があります。

下の映像は標津サーモンパーク内のサケの水槽です。

その一つが母川回帰能力、この能力がサケのもっとも有名な能力です。

生まれ育った母川を離れること10000キロ以上遠くベーリング海にまで旅をし、そこで暮らし成魚となる。

そして4年後、そのベーリング海近くの川ではなく、また自分の生まれ育った川へと回帰してくるのである。

この母川回帰能力ですが、まだまだ解明された有力な説が乏しく未知の能力なんです。

強いて言えば、いま一番有力な説が、生まれ育った川のにおいを覚えている正に嗅覚にすり込ませているといわれています。

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これを4年間忘れずに母なる川に帰ってきて自分の子孫を残します。

しかしいくらサケの嗅覚に特殊な能力があるといえ10000キロの長旅、片道5000キロ以上離れたところまで母川の匂いが届くわけもなく、ここから先はまだ有力な説はありません。

推測の域を抜け出てはいませんが、今現在いわれている説で有力なのがハトや渡り鳥にみられる回帰能力と同じようなもので地球の磁場や太陽などをあてに母川近くまで帰ってくるのではといわれています。

このサケですが実は北海道の名産というわけでもなく全国各地の川で現在放流され、その回帰成功率も上がってきています。

昔は本州の各地の川でもサケが見られましたが、開発の手が伸びその数も減少していったようです。

それでは知床に戻ってくるサケにはどんな種類がいるのかというと、勿論サケと呼ばれる今回の主人公を筆頭に、この他に有名なところでは鮭児(ケイジ)・トキシラズ・メジカ・マスノスケ(キングサーモン)などが有名です。

ケイジは今、全国的に有名になりましたね、これも知床で上がるまぼろしの魚の一つです。

その数量は約1万匹のサケに対し1匹が今のところ平均水揚げでしょうか。

このまぼろしのサケ:ケイジは、その数の少なさだけではなくその身の味は何ともいえない美味です。(何ともいえないのでこれ以上書けません(^^ゞ)

ケイジはこちらの浜値でも毎年キロ4万円前後しています。

ケイジに比べその存在感がすこし薄れますが、美味と定評が高いサケの仲間にトキシラズという名のサケがいます。

Dscf1411_3

このサケは、呼び名のとおり時を間違えやってきます。若い4年漁で、知床に回遊してくる時期も6月初めと早く、この名がつきました。

サケの場合は通称秋味と呼ばれるようにその盛漁期は9月~11月終わりくらいまでです。

このトキシラズも非常に数が少なく水揚げ時期も違う魚のため貴重価値が高くまた、ケイジに負けず劣らずこちらも美味のため浜値でキロ5千円~1万円の値がつくこともあります。

残念ながらこのサケという魚は我々刺し網漁での捕獲権利が無く、羅臼ではこのサケ漁は主に定置網漁法で獲られます。

この漁法を行なっている漁師さんがサケの専門家なのですが、ここでお恥ずかしいですが、俺もサケの美味しい見分け方を少しだけ書いておきます。

サケは生まれた川に回帰する魚と先に書きましたが、この定置網漁というのは、その回帰する途中に(川に登る前)網を仕掛け待ち伏せる漁法です。

これが何を意味するのかというと、サケは川に上りだすとその体全体の色が変色し白銀色に光るその美しい姿が消え薄っすらと緑かかってきて最後は深緑か黒く変色していきます。

こちらはサーモパーク内水槽に放されているサケ。

川に上ったものを捕獲して皆さんにお見せしているサケです。

緑色にちかく縦模様も出てきているのがわかるでしょうか。

また、体の表面に黒か薄いピンクの縦模様が数本でてきてこうなると味も落ちてきます。

このような模様が多くまた色も銀色がすっかりさめて深緑までかわったものは、川に登ってその体力や栄養素を使い果たしたものか、母川近くの浅瀬までたどりついて力尽き捕獲された可能性もあります。

お店で売られているものには、この定置網漁という川に上る前に捕獲される漁と川に上ったものや、河川近くで捕獲される漁法のものもあり、特別な表示は無いと思います。

決め手はこの色です。

白銀に近いものでその頭上部が濃い青色になりウロコがポロポロと剥がれ落ちそうなものが美味しいサケです。

時期的には9月~10月末ぐらいまでに捕獲されたものが美味しいです。

この時期を過ぎてくると川に上る前のサケでも段々と色が変色していき味も徐々におちていきますね。

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2006年11月11日 (土)

本命のホッケはどこへ?

ここ何日か羅臼の港は真イカラッシュが続いた。

刺し網も定置網もイカ釣りも思いがけない収入源となったはずです。

定置につきましては、一日に1000箱~2000箱と俺たちには天文学的数字をたたきだす。

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1000箱あれば今の浜値で少なくとも一日400万円の水揚げがある

ウ・ラ・ヤ・マ・シ・イです(^_^;)

しかし今年羅臼で水揚げされた真イカは、まだまだ例年の水揚げに追いついていないようです。

その理由は、イカの北上の遅れが原因で羅臼でのイカ漁はいつもの年より約一ヶ月ちかく遅れているようです。

そのイカもここ二日ばかり刺し網は下火に入ったみたいです。

ま~ぁ俺たちの本業はホッケ漁ですので、ホッケでがんばろうと思います。

言いたいところなんですが、ホッケどこへ行ったんでしょう

真イカが大漁のうちは気にとめなかったホッケですが、今考えると毎日少しづつその網にかかる数が減っていました。

そのなかでも今日の漁はひどく全ての網を巻いてホッケ4箱・イカ2箱でした。

このような日が長く続かないことを願ってます。

湿っぽくなるので水揚げについてはこんなところで幕を引きましょう。

今日は少しホッケという魚について書いてみます。

Dscf1012

ブログ内では皆さんにもわかりやすいように単にホッケと書いていますが、実はブログ内で紹介している殆んどのホッケは、正式には真ホッケといいます。

この真ホッケは、いわばホッケ代表選手エリートブランド王様キング同じか(^^ゞ

スーパーなどでよく目にするホッケをよ~くチェックしてみてください。

まず、表示が真ホッケと書いているかホッケとしか書いていないかを、何故かというとこのホッケと書かれている商品には真ホッケの他に縞ホッケというものもあります。

優良店などでは真ホッケ・縞ホッケと正確に表示されていますが、中にはどのような捉え方もできるホッケとしか書いていないものも有ります。

下の写真は縞ホッケです。

真ホッケには、このような縞模様がありません。

生のうちはこのように違いもわかりやすいですが、これを背割りの開きにして干すと色も茶色くなり縞模様も薄く見づらいものとなりますので、よ~く目を凝らして見極めましょう。

Dscf1415

地元ではホッケと表示だけでわかりますが、他所ではこの表示だけでは難しいです。

縞ホッケも確かに脂があり実も厚く美味しいホッケですが、真ホッケのその脂のりや味にくらべるとまるで天と地ほどの開きがあるとおもいます。

それともう一つホッケの見分け方ですが、今度は同じ真ホッケでも美味しいものと少し味の落ちるものの見分け方を少し書きます。

良質のものは開きにして300グラム以上あるもので上は600グラムくらいまでがもっとも脂のりが良いものです。

真ホッケは小さすぎても大きすぎてもダメなんです。

次に通称、赤腹とこちらで呼ぶもので、ホッケの腹の部分が赤茶色または赤に近いオレンジかピンクがかった色のものです。

Dscf1142

生きているときは白い腹ですが、捕獲後などに脂のりの良いものは、腹が赤茶色に変色してきます。

また、ホッケも刺し網以外に定置網でも釣れますが、ブランドとよばれるのは、間違いなく唯一刺し網ものだけです。

これは、理由があり、刺し網にかかり逃げようとモガクことでホッケの体全体にそのが自然と回っていくためです。

そして最後にその真ホッケですが、表示(真ホッケ)の上に羅臼産と書かれたものをお選びいただくとご期待にそえるかとおもいます。

これ、けして羅臼の宣伝をしているわけではございません!(ホントは、少ししてます)(^^ゞ

ホッケという魚は、北海道なら殆んどの漁師町で獲れる魚です。

しかし、羅臼産真ホッケは他の真ホッケとは一味違います。

自他共に認めていることと信じています(自他とは地元も他所の漁師町もという意味)

先に生息環境と書いたのは何を意味するのかといいますと。

第一に、世界自然遺産にも登録された豊かな自然環境、海岸から山々までの距離は非常に近くその山には昔と変わらぬ原生林が生い茂りそこから流れ落ちる川が豊かな森の栄養素を羅臼の海に流し込みます。

にとって山々自然環境はとても大切なものです。

そのため森を失った多くの漁師町で現在植林が行なわれています。

Dscf0814

第二に、羅臼沖の海底にそのヒミツがあります。

羅臼の海底は他ではあまり見られない起伏がありまたその深さにも驚異的な落差があります。

狭い羅臼海域、その(カミ)~(シモ)まで僅かの海域で水深が深いところでは1000mを超え、そこからわずか2kmほど離れると浅いところは水深が30mにも達しないところもあります。

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これが何を意味するのかというと、ホッケという魚は、水深200m~500m級の深い海でくらす魚なのですが、エサを追い求めているときや産卵のときには浅い海域に上がってきます。

深い海域にいるときは水深も関係するのか、身が閉まり脂のりも最高、でも浅瀬に来るとその身の閉まりが悪くなり、ボソボソに変わり脂ののりも悪くなるといわれます。

しかし刺し網でホッケを獲るのにはこの深い水深は荷が重過ぎ、また深いところではその海域が広く大量に獲ることができません。

これは、羅臼に限らず他所の漁師も同じことでやはり何処の漁師もホッケ浅瀬に来るのを待ちます。

本文が長くなったので、ここで少し休憩をとり真ホッケの泳ぎをお見せしましょう。

下の映像は北海道標津町という羅臼町の隣町にある水族館:サーモンパークで撮影してきたホッケの泳ぐ姿です♪

では何故に羅臼のホッケは浅瀬で獲れても美味しいかというと長くなりましたが、ここで第二の最初のほうに書いたことを思い出してもらいたいのですが、羅臼の海底の創りです。

急激に深海から浅瀬に変わる羅臼の海底がここで威力を発揮、浅瀬に上がってきたホッケの身がその閉まりの良さや脂のりを失うまえに羅臼の漁民はこれを捕獲できるのは、この急激に浅くなる海底の創りのお蔭なんです。

他所には見られないこの海底の特徴と豊かな森をもつ知床半島が、このブランド羅臼産開き真ホッケを生みました。

羅臼産真ホッケ羅臼産天然昆布に、このブランドという表示があるものを目にされたことがある方も居られるかとおもいますが、これがブランドの意味の一つです。

真ホッケのコラムのようになってしまいましたが、スーパーなどで美味しいホッケを見分ける手段の一つとして頭の片隅にでも置いてくだされば光栄です。

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2006年11月 5日 (日)

日曜なのに・・・

タイトルからして皆さんも大よその見当がつくことでしょう。

その通りです、日曜なのに朝早くから仕事でした。

羅臼の漁師が行なう刺し網漁という漁法は、魚の鮮度を落さぬよういろいろな努力をしています。

そのひとつが、第一・第三・第五日曜日の月に三回の日曜日には、船を出し投網が可能です。

巻き上げ作業は全日曜日とも禁止ですが投網という海に網を入れる作業だけは、この三回の日曜日に許可されています。

Dscf1060

そんなわけで、ちまたはお休みのなか午前6時に港を出て網の投網をしてきました。

日曜日を完全休日にしてしまうと刺し網を土曜日に刺し二日海に入れておくか月曜日の漁をあきらめて月曜日に投網作業だけ行なうかの二つの選択になり、俺たちはたいへん困るわけ。

それなのに何故なぜ今日のタイトルに「日曜なのに・・・」というように残念そうな題名をつけたのかというと、これは若い衆たちの気持ちの代弁といったところです。

漁業経営者には、ありがたい日曜日の投網も、従業員(若い衆)たちにとっては、もしかしたら地獄かもしれない。

漁師以外の人は殆んどが特別な日曜出勤でもない限り、まだ布団の中もしくは朝帰り。。

可哀そうだけどこれもお仕事。

Dscf1043_1

働きに来たときに交わした契約なんです。

俺も若いころには経験しています。

自分の家が漁業経営をしていても、殆んどの跡継ぎが若いころは人(他所)の飯を食べに出されます。

理由は二つあり、一つは自分の家の持つ漁業権利の使えない時期、例えば俺たち5トン未満船という船型の船は羅臼での漁を1月~3月まで休業しなければいけません。

この時期の収入が3ヶ月途絶えるので1月~3月でも漁にでることが出来る船に乗るか、どこかに出稼ぎにいかなければいけません。

もう一つの理由が板前さんみたいなもんで甘えの出る我が家から出され他人の船での修業的なもんです。

長くなりましたが、上のほうで書いた内容を憶えていてくれているでしょうか。

日曜日の投網は若い衆が「日曜なのに・・・」とは、自分も経験済みでして気持ちもよ~くわかっております。

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「従業員のみなさん、ご苦労様です。」

投網のみのため港に帰ってからの魚外し作業はないので、船に明日使う分の網をたいて終わりです。

「たいて」という表現前にも少し紹介しましたがもう載せますね。

「たいて」とは「網たき」という漁師ことばで、次回使う網を船の後部にある網箱というスペースに浮き側とオモリ(石を編んだもの)側にきれいに順番どおり並べる作業をいいます。

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ウミネコが見送るなか帰港です。

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2006年11月 4日 (土)

本日の漁獲報告!

午前0時5分、東の風、風速3m/s 波の高さ1.5m 天気晴れ、気温1℃!

港を出港、コンパスで目的地へ針路をさだめる。

GPSレーダー魚群探知機も予熱を終えON表示になり出港。

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真っ暗闇の夜中の海では月でもまぶしく目を細める。

これ、大げさな表現のように感じるかもしれませんが、実は大げさなんです。

いくらなんでも夜中のお月さんを見てもいくらそこが知床でも目を細めるほどのまぶしさは無いです。

放射冷却の作用と澄んだ空気のもと、周りに漁船でもいない限り、下界の灯りがまるで無い夜中の海から見る月はその存在感をおもいきりアピールしてくる。

漁場に入り、いつものように暗闇の中でボンデンを探し網を巻き始める作業をおこなう。

Dscf1306

秋漁の10月・11月は主にホッケ網漁をおこなっていますが、他の魚を獲っていないという訳でもないので今日はそちらも少し載せていきます。

出港して最初にまずはホッケ網を巻き、今日の2本目、第二ラウンドはスケソ網でした。

こちらの網はまだ少し季節が早いのか漁のほうは、いまいちのようです。

Dscf1014

スケソの上に置かれたステッカーに145と書かれているのは㌔数でこの日漁獲されたスケソの㌔数です。

ポリパンという鮮魚を入れる箱にスケソでしたら一箱に約14~16㌔詰めるのでこの日のスケソ水揚げは10箱ということです。

余談ですが俺はこのスケソの澄まし汁というのが大好き、湯煮も絶品です。

このほかにもいろいろと獲ってきましたので載せますね。

二番手に紹介する魚は、オチョコといいます。

この魚は「メダイ」という正式な名前があるんですが羅臼の漁師は「オチョコ」とよぶ。

Dscf1009

このステッカーには2と書かれています。

お恥ずかしいですが、本日は一匹1㌔のものを二匹しか獲っていません(^_^;)

こちらはお刺身塩焼きにしても美味しいですね。

俺、この魚も好きで、食べたい日には、市場に運ばず家に持って帰り食べちゃいます。

そして次はカレイの一種ババガレイというカレイです。

これも味のほうは絶品!

脂のりの良いカレイで肉厚な身を持ち、その身がとてもやわらかく味付けの染みこみも良く美味しいです。

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羅臼で獲れるものは約40センチくらいのものが平均でしょうか、中には体長が70センチを超える大物も網にかかることがあります。

あまり一度に紹介してしまうと次回紹介する魚がなくなり、こちらとしてはブログ運営上たいへん困りますので次を本日の最後とします。(^_^;)

これは青ゾイというソイの一種で体長は25センチ~30センチといったところです。

この魚は身がコリコリとしていて、やはりお刺身が美味しいです。

酒のツマミにこの刺身はよく合います、特に日本酒にはもってこいの味!

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これらが、ホッケ以外に秋に獲れる魚たちの一部です。

地元では新鮮さも手伝い殆んどの魚が、お刺身として食することができます。

料理は得意なほうではなく、どの魚も、お刺身、塩焼き、煮付けなどにしてしまいますが新鮮だと殆んど手を加えないこの調理法でもなかなかイケルのです。

お料理のお得意な方に調理されると知床の魚たちは、その魅力を十二分に発揮することでしょう。

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2006年10月 3日 (火)

操業風景と操舵室

昨日に比べホッケが少しづつですが増えてきてるようです。

毎年10月の初めはこんなものでしてあまり魚が獲れません。

これは毎年のことで体慣らしに丁度良いのだ!

Dscf0469

ホッケ漁も盛漁期は10月終わりくらいから11月中ぐらいです。

今時期は全くホッケがかからない年もあるので今年はまだ良いほうかも知れませんね。

コメントでも質問を何人かにお受けした内容の一つをここでお見せします。

質問内容は、近くで操業している他船の操業風景や漁模様が自船から見えるのか?

このお答えですが答えから申しますと・・・見えます。

漁法ですが通常はタックと呼ばれる何隻かの船がグループになり同じ漁場で並んで網を刺します。

Dscf0683_2

↑(春漁のもの参点:2006.5)

船と船の間隔は漁場にもよりますが平均の10m~15m間隔ぐらいでしょうか。

こうして並んで刺した網を同時刻に漁場に入り一斉に巻き始めます。

ですから隣や近くにいる船の漁模様も解かりますし、無線でもそのやり取りを行なっていますね。

上のビデオクリップに写されている風景が俺の入るタックでの仲間船が網を巻いてる様子でこのようにして網を巻いてるところも漁模様もだいたい解かりますね。
また詳しい内容は無線などをしようしてお互い情報の交換をしています。
無線は、その他にも暗闇での航行や緊急連絡といろんな方面につかわれる。
秋漁の場合は春漁と違い日上がりが遅く、暗闇での作業時間が長いので船頭(船長)の俺たちも色々な機器を必要とします。

暗闇の航行や網の位地などを正確に割出す為には、レーダーとGPS、魚群探知機などを多用するようになってきてます。
上のクリップはレーダー・GPS・魚群探知機・ティッシュ?の順番で映っています。(^_^;)
レーダーは映りの良い日は約150km先ぐらいまでを映し出していくので小さな県ぐらいでしたら周囲全体をレーダーで見渡せます。
Dscf0645_3
このようにして真っ暗闇を漁師は克服して作業をするこの世で二番目に暗闇での作業が得意な職業です。
「一番は何かって聞きました」。。。泥棒です!(^_^;)
今日はこんなところでしょうかね♪
いつも皆様にお世話になっております。
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2006年10月 2日 (月)

初漁のさかなを選別します。

初漁のさかなです。

今回の水揚げは、ホッケ・カレイ・イカといったところです。

その中の一つを選別(サイズ分け)紹介します。

海から上がったばかりの超新鮮な魚を沖にいる間に船で選別している様子。

普段は俺がやるんですが、撮影のため若い衆(従業員)に変わってもらい撮影!

今回のカレイは、主にがれい(マガレ)という種類で、お刺身用ですね。
そのほかに今回は撮影には選別風景は載ってませんが、腹の白いカレイが宗八がれいといいます
右下に映っているのは真イカで、新鮮とれたてはコリコリして刺身が最高!
今日は刺し網部会の役員会のため更新が遅れてすみません。
次回ゆっくり色々紹介していきますよ(^^)v
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2006年7月23日 (日)

体もだいぶ慣れてきたかな

南の風4m/s 波の高さ2m 天気は曇り時々霧雨!

一年ぶりの昆布漁も今日で四回目、体も大分慣れてきました。
天候のほうは相変らず愚図ついているが波が高くならないのでなんとか昆布採りはやっています。

テレビの報道を見ると日本全国で大雨の被害が続出、今年は全国的に異常気象なのだろうか?
この大雨で犠牲になった人たちのご冥福をお祈りします。

今日の昆布漁場も昨日より少し沖に出たあたり。
この漁場の昆布はいつもの年に比べ実入りが良く昆布の幅もあるようです。
羅臼昆布は幅が命なんで皆幅の広い昆布を採るのに必死。
昆布は等級別に分けられると前に言った事があるとおもいますがが、等級を付けられる要素は昆布の長さ・幅・重さ・色など色々な検査が待ち構えているんです。
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これが等級表で等級別にこうやって色違いの縄で昆布の箱を縛って出荷されます。
この箱で出荷され業者の手に渡ってからはさらに個別に小分けされるのでしょうね。

これが昆布の梱包に使われる箱で左から[真昆布用・縞昆布用・とろろ昆布用]です。
この箱に昆布を綺麗に折りたたみ正味15㌔にして出荷されます。
それと昆布の出荷は9月以降となります7~8月と昆布漁がおこなわれ9月に製品にして検査を受けそれからの出荷です。
Dscf0219

Dscf0226

これが昆布の等級表です!
これってもしかしたら企業秘密かも!ちがうかぁ(^_^;)
購入した羅臼昆布にも簡単な等級の説明が載っているかもしれませんがここまで詳しく記載されていないと思います。
これで皆に自慢してくだされ、お友達に「○○センチ以上幅がないと○○等じゃないんだよ~」とかって・・・「だからどうしたの」と友達に言われても俺は責任とれませんが(^_^;)

これは今日の収穫です。
四日間のうちで今日の昆布が一番幅や長さもあり等級的に良かった気がします。
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明日また一日休んで明後日からは昆布採りは4時間の日が数日ありその後は12時までの6時間に変更されます。

6時間になると沖での昆布採りも陸での昆布洗い作業も忙しくなります。
時間が長くなるので昆布の量も増え他のこれからの新しい仕事も徐々に出てきます。
羅臼昆布漁のことを少しでも解かってもらえたら嬉しいです。

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化学・意表を突かれる身近な疑問―昆布はなんでダシが海水に溶け出さないの?

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2006年7月21日 (金)

漁休日の一日

まだ昆布漁が始まって二日間しか昆布を採っていないので今日の仕事は昆布巻き作業と昆布伸し作業の二つだけです。
昆布巻きは昔ながらの手巻きという人の手で巻くやり方と昆布巻き機を使う二種類のやり方でおこなう。
昨日昆布乾燥機で乾燥させた昆布を夜風で湿らせそれを巻いていきます。
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これが乾燥させた昆布です。
これを下のようにまたカンバに今度は夜に並べてしめらせます。
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昆布巻き作業のほうの写真ですが実はこの作業の写真がありません。
何故かと言うとこの作業の間、俺が居ませんでした(^_^;)
アルバイトの学生と長男をむかえに行ってたんです。
昆布作業には人手が必要で昆布漁の休みになった今日がチャンスだったので昼前に出発して今帰宅しました。
明日からがんばってもらおう!
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頼もしい助っ人が二人増え明日から頑張らねば(^_^;)
こいつらは共に地元から離れて某情報処理系の学校に行っており今日から夏休みだったので漁休日とも重なり丁度良かったんです。
家の中はもう凄い事になってます。
小さな会社並みにあちらこちらにパソコンだらけ!
あの二人が持ってきた自作パソはモンスター級でしておそれいりました(^_^;)
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↑これが息子ので↓こっちはやつの友達のです。
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凄い事になってるハブ満員御礼!
こいつらの会話聞いてると専門用語ばかりでチンプンカンプン(^_^;)
ゲームばっかやってると情報処理試験受かんないぞ!

この昆布時期になるとこうやって期間中は賑やかになる。

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2006年7月19日 (水)

らうす昆布漁初日!

南東の風3m/s 波の高さ1.5m 天気曇り 気温13℃

肌寒い日だがにはならず予定より一日遅れの出航となる。
昆布漁の解禁、朝4時半に船に乗り込み前浜から船を走らすこと15分現場到着!
何艘かの昆布採り漁師が先に漁場に入り場所確保に走り回っている。
早速俺も昆布を採る場所の確保にかかる。
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それぞれ自分のお気に入りの場所を確保しアンカーという船が潮や風で流れないようにする漁具を海に投げ入れ船を固定します。
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これが四つ爪アンカーと呼ばれる海上で船を固定する漁具、爪の付いている反対側の先にロープが結んでありこのアンカーを海に投げ入れる。
四つの爪が海底に食い込みそのアンカーの先から伸びるロープを船に結んでおけば潮や風などで流れていかないという仕組みになってる。
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昆布採りの先輩漁師にカメラを向ける!「はいチーズ」そんな恐い顔しないでよ(^_^;)
あと15分ぐらいでいよいよ今年初の昆布漁が始まる!

先輩漁師S「たけし随分余裕あるんだな」
俺     「何がすかぁ」
先輩漁師S「あと15分だぞ写真撮ってて大丈夫か」(笑)
俺     「今さら焦ってもね~成る様になるでしょ」(笑)
先輩漁師S「それ撮ってるの何かに載るのか」と少し澄まし顔・・・怒られそ~(^_^;)
俺     「明日の新聞に載るかも!」
俺と先輩S・・・・顔を見合って暫し無言・・・・二人同時に「ワッハハァ」「ガッハハァ」


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勝手に許可を貰った気になりもう一枚パチリ♪
この数分後に昆布採りが始まったんですが流石に俺も初日から手を休めて昆布採り風景を撮るわけにもいかないの勘弁してくだされ、いずれ載せますので。

採った羅臼昆布です!採りたてホヤホヤです(^_^)v(採った昆布はこうして船に積む)
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無事初日二時間の昆布採り漁を終え漁のほうは、おかげさまで二時間で船二艘を昆布で埋め尽くしたでござる(^_^)v
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採ってきた昆布はこのように従業員の手を借り昆布洗い機に入れそれをさらに機械の向こう側で待ち構える人がいて機械でおちない昆布の汚れがあれば手作業で洗いおとす。
曇り空のため昆布干し作業は中止、洗い終わった昆布を約10枚づつロープに縛り海に持って行き海中に保管して天気の良い日を待ちます。

これが初日の大まかな仕事内容でこれに昆布干し作業が加わるとまたその後に色々と作業が出てくるのでいずれ此処でお伝えしていけると思います。
今日の乾燥 感想・・・疲れた~!

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