2008年6月29日 (日)

春漁終了part2

[世界遺産登録] ブログ村キーワード

春漁の終了のpart2ということで、今日は主に景色や操業風景でいこうとおもう。

操業中目にする景色や風景にはおもしろいものや二度と目に出来ないものと色々ある。

ブログの題名が知床からよろしく!ということで今回は主に世界自然遺産の知床半島でいこうとおもう。

↓の写真は春漁開始直後4月中頃の知床半島、山々はまだ深い雪に覆われている。

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実は今回俺が載せているものには、そんな大それたものはないので気楽に見てやってくだされ。

まずは、操業風景から刺し網を巻いているところ、これが毎日行なわれる大事な作業。

こうして巻き上げられた網についてくるホッケやスケソなどの魚をこのあと船の甲板で網から外す作業になる。

写真は網についているホッケを外す作業。

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これは羅臼沖約4kmから見た知床半島で写真ほぼまん中にある一番高い山が知床半島最高峰の羅臼岳。

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これも同じ知床半島で撮影時間は日の出直後のAM 3:30ころ。

朝日が知床の空をピンク色に染める。

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その朝日がこちらで、この時期朝日は国後島から昇る。

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操業中に毎日見る景色だがその日の気温や天候でその色あいが変わっているのがおもしろい。

2008年6月28日 (土)

本日をもって春漁終了!

[知床旅情] ブログ村キーワード

本日6月28日をもって、4月から3ヶ月にわたって行なわれていた春漁の最終日となる。

前にも書いていたことだが、今年のは近年稀なホッケの不漁が続き不安な日々を凄しながらの出漁だった。

頭を過ぎるのは、水揚げで賄えるのか不安な諸経費!

国後島をぼんやり見つめながら、どうにかなるさと安易に気持ちを維持しようとするも、やっぱり一瞬頭をよぎるのは。

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若い衆たちの給料・今年使った網の代金・船の燃料代・故障箇所の整備費・新しく購入した無線などの代金
・・・と数えたら切が無いね(汗

そんな毎日からもやっと今日開放され、ほっとを撫で下ろしている。

しかし終わってみれば最終的に総水揚げは去年を上回り諸経費の支払いは、なんとかなりそうとのこと♪

前回の記事にも少し書いたが理由は4月初めから5月中ころまでのスケソの水揚げが良かったことと不漁だったホッケだが値段がいつもの年の近かったため。

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生産者として値段の差って凄いなとあらためて実感する年となる!

その今まで低迷を続けたホッケだが昨日は久しぶりの豊漁となり、最近の一日平均水揚げ高を大きく上回る、これがホントのラストスパートってやつだね^^

そして最終日の今日はというと、これまた嬉しいことに80箱と昨日よりもホッケの箱数が多い♪

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このラスト2日間にはホント助けられたね、現在ホッケは浜値で1箱平均6000円はするのでホッケだけでも高水揚げとなるが、これに今日昨日と思いがけない伏兵も付いていた。

その伏兵とは4月・5月水揚げを助けてくれたスケソ鱈!

このスケソが昨日は100箱くらいあり、こちらは約1800円で取引きされていたね^^

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最後の最後になる、この2日間は久しぶりに活気にあふれていた。

本音を言えば一番良いのはこのような漁が毎日続けば良かったのだが・・・

それでもこのは、無いよりはずっと良いというか、もの凄~く良い!

本日で漁も終了なので本船からの写真撮影はあと約3ヶ月後となるので今日は、普段めったに見られないというか漁師以外なかなかお目にかかれない操業中の船から撮った北方領土のひとつ国後島どあっぷを一枚載せておきます。

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最後に昨日の記事のコメントにも「終わりよければすべて良し」とブログ仲間の方からコメントを頂き、まさにそのとおりと実感していたね。

そして最終日の今日をむかえ、に付いてくるを見ながら心思うことは。

「終わりよければすべて良し!」・・・グウ~

2008年5月17日 (土)

折り返し

四月から始まった春漁も早いもんで日数は約半分の折り返し地点までやってきた。

真夜中0時の出港にも今はすっかり慣れてきた。

朝日が昇る時間も早く夜中の出港だが気づけば日が昇り始めている。

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漁初めは流氷に邪魔されながらの操業だったが、その流氷もいつの間にか姿を完全に消している。

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この時期いつもならホッケがメインとなっているのだが今年は今のところ弱冠出だし不調。

獲れないのには色々と理由もあり、単に魚が遅れているだけでもない。

一番の原因は自分が選んだ漁場の判断ミス?なんだろうけど、まだまだ終わったわけじゃないから卑屈になってもいられない。

こればっかりは悩んでもどうしようもないから、あとは成り行きに任せていくだけ。

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今年は、もうそこは考えないで魚が少しでも自分の網のところに回ってくるよう努力していくのみ。

先にも書いたが、もちろんまだまだ終わったわけでもないし自船の限界で行ける所まで信じて行ってるわけだし。

さて話は変わるが今日の海はベタ凪で気温も高く無風で海にいても楽な一日だった。

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そばで操業している他船の船頭さんはとまわりを見てみると、一隻の船がボンデンを掴み網を巻き上げる作業に入ろうとしているのが見える、俺もそろそろ次の網でも巻くか!

2008年4月11日 (金)

流氷の中で

操業三日目、今日も流氷ネタになる。

海での漁は三日目になるが、今日の網巻き作業が一番大変だった。

何が大変かというと、毎度お馴染みのコイツ(流氷)!

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コイツが今日巻く網の漁場にドカッと腰をおろして作業の邪魔をする。

航行するのも一苦労なのに、この流氷の下には俺の網がある。

漁場について、まずは氷ボンデンと呼ばれるでできた網の目印を探す。

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(これが氷ボンデン↑)

これが目印の浮きとなり、海底に刺してある網は氷ボンデンとロープで繫がれている。

いよいよ作業開始となるが、冒頭で書いたように作業中に流氷に遭遇する。

船をに流氷の合い間をくぐらせながらの網巻き操業開始!

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上の写真は網の巻き上げ作業中、船のまわりはすべて流氷!

この流氷の下から前日差し込んだがあがってくることになる。

とてもとても作業がやりづらい・・・(汗

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ここの網を巻き上げるのに、いつもの倍近い時間がかかった。

網が上がると若い衆たちは甲板で次の漁場へ向うための仕度魚はずしをはじめる。

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こうして一本目の網巻上げ作業が終わり、(各船)それぞれ二本目の網を刺してある漁場をめざす。

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これが今現在の流氷の中での作業風景といったとこ。

2008年4月 8日 (火)

網の刺し込み

流氷の影響で4月6日から延期になっていた一斉投網での網刺し込みが2日遅れで今日行われた。

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沖には、まだ流氷が所々残ってはいたが一斉投網をいつまでも遅らせている訳にもいかず本日決行となる!

とはいっても、朝7時の出港時には先にも書いたようにまだ流氷があり漁場が限られる為刺し込む網の本数を4本までとの制限で行なわれた。

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今回の一斉投網だが、とりあえず流氷が羅臼の海から無くなるまでの一時的な策。

というわけで、流氷が去ったあとに仕切りなおしで再度一斉投網をやることになる。

その日にちは決まっておらず、あくまで流氷の影響が無くなる日までとのこと。

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いつになるか解からないが、その日が来たら、現在海に入っている4本の網をすべて一度海から揚げて二回目の一斉投網となる。

この二度目の一斉投網は、流氷の影響が無いことが前提なので4本という網制限は解除され例年通りの本数を投網できるようになる。

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この日が、いつになるのか今の時点ではわからないが今は少ない網の本数で漁をする。

二度目の一斉投網が、いつになるかも気になる、それともう一つ今は明日巻く網での魚の水揚げがどうなのかすごく気になる・・・

2008年4月 6日 (日)

本日中止!

今日4月6日は毎年恒例の一斉投網の日。

でも本日中止!

コイツ(流氷)のせいで↓

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一斉投網とは、なんぞや?というかたに簡単に説明すると

春から始まる漁の漁場決めをおこなうことをいう。

まあ、花見の場所取りみたいなもん・・・ちょっと違うかな?

考えてみるとぜんぜん違うか。

それはまあどうでもいいんだけど本日は中止!

原因は、しつこいけどコイツ!

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(湾内まで入ってきた流氷↑)

そう、流氷のせい。

湾内に入り込んだ流氷と比べてみると、その大きさが想像できると思うが海にはこれの数十倍のものが、ひしめき合って漁師を待ち構えている・・・あ~コワッ(汗

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先日ブログでお伝えしたときほど海一面というわけでもないけど、とりあえず今日の一斉投網は中止で明日に延期となる。

明日はどうなることやら・・・

2008年4月 1日 (火)

いつまで

四月に突入し日本列島のあちこちから春の便りが聞こえてくる。

例に洩れず知床も春爛漫となるはずが、山に行っても海に行っても財布を覗いても寒い!

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それもそのはず、もう四月だというのに今日の知床はまたまた大雪!

夜中から降り続けていた雪が辺り一面をまた真っ白くしている。

陸は真っ白な雪、海は真っ白な流氷、さながら冬本番といったところ・・・

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この雪は、今もしっかり降り続いてる。

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気温のほうは、徐々に例年並みに近づいているのでこの景色も長くは続かないとは思う?

ほんと知床は長年住んでいても毎年驚かされるね。

情報化社会の今、家に居ながらに全国各地の情報が目に耳に飛び込んでくる。

Dscf5686 そして、この時期この景色が見られる知床が、どちらかというと異常だったことに気がつく今日この頃・・・

2008年3月25日 (火)

試運転をかねて

長い間、上架場で船台に上がっていた船を今月14日に下ろし今日久々にエンジン始動!

港に掛けた状態で暫らくエンジンをかけていなかった為か、かかりが悪い(汗)

ギュルギュルギュルっとセルの回る音だけが空しく響く・・・

Dscf5759 それでも何回か回わとボッボッボッと船のファーナーから煙が出始める。

何とかエンジンが回りだしたようだ。

今日何のために久々にエンジンを掛けたかというと、春漁でこれからお世話になる港への船移動のため。

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今年は流氷が例年に比べ多いと前回の記事で書いたが、その流氷は外海では飽き足らず港の中までも占拠して我が物顔。

船を今着いている場所から春漁に使う港まで航行するのに大変な目に!

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港は同じ羅臼港港内で移動距離も、ほんの何百メートルしかないところで、目的の場所まで移動するのに30分以上かかる始末。

邪魔をしていたのは、もちろんこの流氷!

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港内でさえ、これだけ凄いこの流氷があと数日後に始まる春漁本番まで外海にあるかと思うとゾッとする。

2008年3月23日 (日)

流氷が居座る!

今年三回目の流氷に関する記事です。

前回恵みの氷にはリスクもあると書きましたが、そのリスクが今年の知床の海に影響を及ぼしそう。

浜辺ギリギリまで接岸したこの流氷の下では今何が起こっているのか?

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多かれ少なかれ浅瀬に生育する羅臼昆布にとっては招かざる客と言ったところ。

流氷も氷山と一緒で、その海面に現す姿はほんの一部で海面かには、その何倍もの氷のかたまりがある。

この氷が水深1~2メートルの浅瀬まで接岸するとき、流氷は海底を容赦なく削り進む!

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海底に根を下ろす昆布にとってこれ程の脅威はないでしょうね。

昆布漁師にとっても、これは脅威!

夏の昆布にどれ程の被害が出るのか今は不安。

春漁の船の航行にも、この流氷が居座れば邪魔をするかも?

でも、俺が陸から押しても出て行く訳じゃないから、これ以上クヨクヨしても始まらん。

今回の流氷ですが、正に海峡一面といった感じで知床の海を我者顔で蔽っている。

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悲観ばかりしていても良くなる訳でもないのでこの辺にして楽観的に流氷を見ることに。

上の写真は町の高台から撮った一枚、知床の青い海に真っ白な流氷は映える。

また、この下には流氷を隠れみのに沢山の魚が生息してるはず ^^

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これからのことは流氷次第、今は陸からボンヤリ眺めてるしかないね。

カメラに収めブログにアップして皆さんの目の保養になれば、これも一つの使い道といったところ、楽しんでもらえれば光栄です。

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流氷のアップを何枚か載せてみます。

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こんなところでしょうか、これが羅臼の流氷!

こちらに足を運んで生で見るチャンスがあれば、俺のショボイ写真なんかとは迫力が全然違います!

一度是非生で本物を見てください。

2008年3月12日 (水)

流氷大接近!

こんちわ~ご無沙汰してます。

今年は何かと忙しく、俺のブログにお立ち寄りくださるブロガーの皆さんからコメントを頂いても皆さんのブログに中々遊びに行けずホントに申し訳ないです。

普通ならコメントのやり取りが無ければ忘れられるこの世界で、皆さんからいつも温かく見守られていることに感謝です。

さて、それでは本題に入ろうかとおもいます。

先日、といってもかなり前になりますが流氷の記事を載せましたが、あれ以来姿の無かった流氷が三月のはじめに、またまたその姿を見せている。

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今回は、前回と違い大接近でしたね。

もう、真向いの国後島まで陸と陸が繫がる勢いで海一面。

流氷は実は漁師にとって恵みの氷!(流氷のことを漁師は通称 氷と呼ぶ)

この流氷が遠くシベリアの地から知床の海に流れてくるまでに、その下にはたくさんのプランクトンが流氷と一緒に長い旅をしてくる。

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たくさんのプランクトンは羅臼の海に棲むたくさんの魚たちの栄養となり知床の海を豊かにする。

近年は世界自然遺産による知床ブームも手伝い流氷もその観光に一役かっている。

流氷が羅臼の海に入ることで、この小さな漁師町が今日まで残ってこれた理由かもしれない。

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しかし良いことばかり続かないのが世の中の摂理というか、この流氷には多少のリスクもある!

まずその一つが、流氷が海峡にびっしり入り込むことにより船舶の航行に支障が出る。

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いくら流氷の下に魚が居ても船を出して魚を獲りに行くことが出来ない日も多々あるのも事実。

また、流氷接岸により浅瀬に生息する昆布などの海藻類が昆布漁前に根こそぎ引きちぎられるという被害も少なからずある。

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こうして流氷は毎年恵みとリスクを手土産に知床羅臼の海に訪れる。

追伸:流氷に関する記事を過去にも何回か載せています。
興味のある方はブログ右にあるサイドバーカテゴリから流氷と書かれたところをクリックしてみてください。

流氷に関する記事がまとめて見れます。<(_ _)>

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